HKT48の指原莉乃が“劇場支配人兼任”との人事が発表されたことで、その件についてファンからの質問が増えたことにGoogle+で触れている。彼女が兼任する劇場支配人の立場について、「ボスの方がえらいです」と説明したところ多くの読者から反響があった。
AKBグループ「春のメンバー人事」で指原莉乃は“HKT48劇場支配人兼任”と発表された。尾崎充HKT48劇場支配人とW体制という形ながらも、高橋みなみのAKBグループ総監督に迫る異例の人事である。
彼女は5月6日の『指原莉乃 Google+』でその影響から握手会でも「支配人ってどのくらいえらいの?」と尋ねられるようになったことを明かしている。同様の疑問を持つ多くのファンへ向けた指原の回答は「ボスのほうがえらいです。そういう立ち位置です」というものだった。
“ボス”とはHKT48チームHの田中菜津美のことである。12歳ながらもメンバー中でも身長が高く、物事に動じない。HKT48のバラエティ番組で指原が彼女のそうした性格をいじったことも手伝って“ボス”キャラが育ったのである。
そうした経緯から「ボスの方がえらい」と言い切る指原に、「ボスのほうがえらいの?」、「そうなの?」と意外に感じたファンからのコメントも届く一方で、「まぁ、ボスは秋P並の権力もっとるけんなぁ」、「総監督とどっちがえらい?」といった事情を理解したようなコメントも少なくない。
総合プロデューサーの秋元康は6日に行った会見でこの「春のメンバー人事」について触れている。その中で彼は指原莉乃の「劇場支配人兼任」の人事について、指原がHKTをよくまとめているため、スタッフから「劇場支配人はどうか」という提案があり、「面白いんじゃないか」と答えたことを明かしている。
指原莉乃は自分の立ち位置を「劇場支配人よりボスの方がえらい」と示したことでスタッフや秋元康が期待する「HKT48をまとめる」役割をしっかりと果たしているのだ。彼女がそれを意識しているかはともかく、その資質は“劇場支配人”にふさわしいと言えるのではないか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)