ロックバンド「Hole」でギターとボーカルを担当した人気ロックミュージシャンで、夫は1994年に自殺した「ニルヴァーナ」のカート・コバーンというコートニー・ラブ(48)。露出癖のある彼女は、このほど野外音楽祭になんとも妖しげなシースルールックで現れて人々の度肝を抜いた。
もうすぐ50代だというのに、ドラッグ漬けの人生で数々の深刻な失敗を犯してきたことを実の娘に暴露されるなど、何かとお騒がせなコートニー・ラブ。カリフォルニア州インディオで20日に開催された「コーチェラ音楽祭」に、このような驚きのスタイルでふらふらとやって来た。
「目立ってナンボだから」と言うこの日のコートニー。実は彼女、このフェスではとても有意義な仕事を託されていたのだ。それは「NJOY」ブランドの電子タバコを大勢の人々に宣伝し、試してもらうこと。4月から放送されるようになった同社のCMにコートニーが出演しており、そちらはハイソな集いで喫煙する彼女が女主人から注意を受け、「落ち着いてよ、これ電子タバコだから」と余裕の笑みでいなすという内容である。
ちなみに電子タバコは普通のタバコと違い、火を使用せず副流煙も発生しない。フェスのような人の密集する場での喫煙は、思わぬ事故ややけどの原因になるため迷惑なもの。寝タバコで部屋を燃やしたことがあるコートニーの、「電子タバコは安全よ!」というアピールは説得力に溢れている。
無害のアロマテラピー系も人気だが、この「NJOY」はカートリッジにニコチンとタバコに似せた香料が含まれており、プロピレングリコールにより紫煙に似た霧が発生する極めてタバコに近い作りとなっているため、ニコチンがないとどうしてもムリという禁煙初心者に人気があるようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)