ロックバンド「ホール」のボーカルのコートニー・ラブ（47）が、94年に自殺した夫で、伝説のバンド「ニルヴァーナ」のボーカルだったカート・コバーン（享年27）ともうけた一人娘のフランシス・ビーン・コバーンさん（19）が、父カート似のイケメンシンガーと婚約したことが分かった。

94年4月5日、妻コートニーと当時まだ2歳にも満たなかった一人娘フランシスさんを遺し、シアトルの自宅で自殺を図り伝説のミュージシャン達「27クラブ」の仲間入りをしてしまったカート。その後立派に成長したフランシスさんは、現在ニューヨークにあるリベラルアーツ系の名門バード大学で学ぶ19歳。ペンネームを使ってインク画などを描くアーティストとしても活躍している。

そのフランシスさんが、このほど婚約をしたことが明らかになった。芸能誌『In Touch Weekly』などによると、お相手はロックバンド「The Rambles」のシンガー兼ギタリスト、イザイア・シルバ（26）。肩近くまで伸びた長髪、うっすらと生やしたあごひげに青い目が、かなり亡くなったカートに似ているイケメンだ。

「ええ、彼女は婚約しラニアンキャニオン近くの大きな家に一緒に引っ越しましたよ。彼らはとてもハッピーですよ！」とフランシスさんの親友が同誌に語ったという。フランシスさんは先頃、この土地に父の数ミリオンドルの遺産を使い、200万ドル（約1億5300万円）の豪邸を購入したと伝えられていたが、どうやらこれはイザイアと同居するための新居だったようだ。

婚約の噂が流れ始めたのは、2人のフェイスブック上の「relationship status」が「婚約中」に変更されたため。しかしそれもすぐに元に戻されていたという。しかしフランシスさんは先月、偽名を使ったアカウントを持つフェイスブックに「残りの人生の全てを、私を世界で一番幸せな女性と感じさせてくれる親友と過ごすことにしたの。」と投稿。一方のイザイアも、フランシスさんを「フィアンセ」と呼ぶ内容の投稿をしていた。

母コートニーとは、絶縁状態のフランシスさんだが、結婚を機にますます遠ざかって行くことになるのかもしれない。しかし亡き父の面影を持つ男性と結ばれて、幸せになってほしいものだ。おめでとうございます。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）