イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】カムバック公演企画のAEG Live社を訴えたマイケル遺族。業界の100名を味方に。

2010年9月、故マイケル・ジャクソンの母キャサリン・ジャクソンさんと遺児は、腕の怪しい医師(コンラッド・マーレイ)を斡旋した上にマイケルを精神的にひどく追い詰めたとして、コンサート企画会社の「AEG Live」を訴えた。いよいよその裁判が始まるが…。

危険を伴う強い鎮静薬類に依存するようになった結果、2009年6月に急逝した“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソン。数々の薬を処方、投与してマイケルの体を衰弱させ、急性プロポフォール中毒により死に至らしめたのは当時の専属医コンラッド・マーレイであり、有罪判決を受けたマーレイは2011年11月から塀の中の人となっている。

ただしマイケルの母キャサリンさんは、マイケルが生前「50公演なんて話がむちゃくちゃだ。最初は10公演の予定だったのに」とロンドン・カムバック公演“This Is It”を企画したAEG Live社に憤慨していたことを知っており、マイケルが過度のプレッシャーと不安で不眠に悩み、薬に頼る絶望的な生活に陥ったのは同社のせいだとして、怒りの矛先を早くからそちらに変えていた。

さらにAEG Live社は、マイケルの死の直前のリハーサル風景など映像を集めて映画やDVDにし、巨額の収益を上げている。制作スタートのタイミングもぬかりがなく、マイケルの死を巧みにセールスに結び付けたそのビジネス手腕も不快感だとして、キャサリンさんとマイケルの遺児3名は2010年9月、同社に対して40ビリオン・ドル(約3.75兆円)の損害賠償を求める訴えを起こしていた。

その裁判がいよいよ始まるというが、芸能情報サイト『TMZ』によれば、驚くことにキャサリンさんら原告側は100名近い証人が法廷で証言してくれると見込んでおり、マイケルを知る人物、AEG Live社の体質を知る業界関係者はもちろんのこと、コンサートの開催において同社との間でトラブルが発生したアーティスト、たとえば歌手のプリンスなどがそこに含まれるそうだ。

原告側の敏腕弁護士らは、同社が医師としての素性を調べずにマーレイをマイケルに斡旋し、なぜかマーレイの給料を彼らが支払っていたことや、ロンドン・カムバック公演数をむやみに増やし、マイケルを精神的に追い詰めておきながらマーレイの医療行為は見て見ぬふりをしていたことなどの責任を徹底的に追及したいと鼻息を荒くしている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)