お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓は、過去の動物絡みのロケなどで数々の伝説を残している。いずれも担当の飼育員から、「こんなことを人間にするのは見たことが無い」と驚かれるエピソードばかり。今回は乗馬のロケで、あるハプニングに見舞われたのだ。
鈴木拓の動物を相手にした恐怖体験は、2008年8月のブログ『相方に捨てられるその前に…』にまとめられている。ブログから抜粋すると以下の通りである。
■ラクダが暴れて大混乱。
スタジオに連れられてきたラクダに、何人かの出演者が順番に乗って見せていた。だが鈴木が乗った途端、猛烈にラクダが暴れだしたのだ。それは担当の飼育員らが6人がかりで押さえこまなければならないほどの酷い暴れ方で、鈴木は振り落とされまいと必死に掴まっていたらしい。スタジオ内は大混乱となり、他の出演者はスタジオの外に避難させられたという。
■キリンに殺されそうになる。
相方の塚地武雅と動物園でロケをしたときのことだ。飼育員の指示通りに動いていた鈴木は突然、キリンから角でぶっ飛ばされた(これはメスを取り合うとき、オス同士が決闘するときの技)。キリンを担当して25年の飼育員は、人間にこれをしたのを初めて見たという。その後もキリンは明らかに鈴木を敵視し、彼のズボンを引っ張って引き寄せ危害を加えようとする。慌てて塚地が鈴木を助けてくれたそうだ。
他にもブログによると韓国で、発情した雄のロバから何度も上に乗られそうになったという鈴木。番組スタッフや塚地にも反応しないのに、鈴木が近付くと雄ロバが興奮していたのだ。
そして今回、新たな伝説が加わることになった。4月19日放送の『笑神様は突然に…~芸能人のプライベートに笑いの神が降りた瞬間~』(日本テレビ系)内で、鈴木が所属するプロダクション人力舎の芸人4人で行った千葉の乗馬クラブでの様子が紹介された。馬の操り方を30分程度レッスンした後、一行は近くの海岸を散歩することに。過去の経験ですっかり“動物嫌い”になった鈴木だが、無事に戻って来られるだろうか。
乗馬クラブの馬たちは、日頃からたくさんの初心者を乗せている。だが浜辺を歩いていた鈴木の馬が突然、足から崩れ落ちたのだ。「おぉ、何かやった!」と叫ぶ鈴木と、横たわろうとする馬。すると乗馬クラブのスタッフから、「蹴って、蹴って!」、「起こして、起こして!」との指示が大声で出された。鈴木が慌てて馬の腹を足で蹴ると馬は立ち上がり、何事も無かったように歩き出してくれたのだ。
スタッフの話によると鈴木を乗せた馬は、彼を乗せていることを忘れて寝ようとしたそうである。馬はよほど退屈だったのか、鈴木を乗せたことで疲労してしまったのか。どちらにしても笑いが取れたことで、鈴木はスタジオで満足そうな表情であった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)