お笑いコンビ、サンドウィッチマンがテレビ『笑っていいとも!』の中で万引き防止を呼びかけた。2人は宮城県が作成した万引き防止を呼びかけるポスターに起用されており、宮城だけでなく全国へそれを伝えたいと紹介したのだ。
『万引きは、絶対ゆるサンド!!』というキャッチコピーと共に、サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが指をさしてにらみつける。そんな図柄のポスターを持参して、2人は4月11日に『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに登場した。
ちょっと見ると“怖いお兄さん”という印象を受けるが、伊達みきおは以前から警察官に憧れていると明かしてタモリを驚かせた。彼は2度も警察官になる試験を受けて落ちたというから本気で警察官になりたかったようだ。伊達が「このポスターもですが最近は警察関係の仕事が増えて、先日は一日警察署長をやらせていただきました」と話すと会場から拍手が起こった。
ポスターは宮城県の万引き防止対策の一環として作成されたものだが、彼らは番組を通して全国に「万引きはするなよ!」と呼びかけたのである。
その後、4月13日に宮城県名取市文化会館で開催する『東北魂TV 復興支援スペシャルLIVE 2013 in 宮城』の宣伝ポスターが紹介された。東北出身のお笑い芸人が大集合して行われるイベントでサンドウィッチマンをはじめ、マギー審司、狩野英孝、 鳥居みゆき、アルコ&ピース、磁石など多数の芸人が参加する。そのポスターに入場料として大人は3000円、小学生未満は2500円と記入されているのをタモリが見つけたのだ。
タモリが「小学生未満で2500円は、もうちょっとまけてもいいんじゃないの?」と指摘すると、伊達みきおも「わかりました、言っておきます」と受け止めていた。続けてタモリが「小学生未満の子どもが『絶対に行きたい』からと万引きしたらどうするんだ!?」と話を振ると、「(万引きは)ゆるサンド!」と2人もカメラに向かって訴えたのである。
そこでサンドウィッチマンから観覧客に「みんなで言いますか」と提案があり、会場全体で人差し指で指しながら『万引きは、絶対ゆるサンド!!』を唱和したのだ。ポスター紹介だけでなく、タモリの機転で迫力ある『万引きは、絶対ゆるサンド!!』の呼びかけが実現することとなった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)