プロレスラーの大仁田厚がかつて東京ドームで見せたパフォーマンスが、あのローリング・ストーンズのキース・リチャーズ以来のものらしい。大仁田厚もそれを耳にして驚いたことをブログで明かしている。
1999年4月10日に開催された新日本プロレス東京ドーム大会の見どころとなったのが“蝶野正洋 VS 大仁田厚 有刺鉄線電流爆破マッチ”だった。当時の記録によると、ヒール役の大仁田は、観客から投げられた物や罵声が飛び交う花道を、タバコをふかしながらリングへ向かったという。
現在55歳となる大仁田はそんな41歳の頃を振り返った。大仁田厚オフィシャルブログ「FIRE BLOG」で彼は「人に聞いたら!? 東京ドームで煙草を吸ったのは、大仁田厚とストーンズのキースふたりだけらしいのだ」と伝えている。
ロックバンドのローリング・ストーンズは1990年に初めて東京ドームで公演しているので、そのときギタリストのキース・リチャーズがドームでタバコを燻らせていれば大仁田よりも9年早いことになる。また回数では、ローリング・ストーンズは2006年までに25回もの東京ドーム公演を行っているため、キースの方が圧倒的に多そうだ。ドーム内は禁煙だが、2006年の来日公演の際には、東京ドーム側は「事前にステージで喫煙するとの申請があり、消防の許可が下りているので問題ない」と話していたという。
他に東京ドームでタバコをふかしたものがいるのかいないのか。大仁田も「人に聞いたら!?」としているので事実は定かではないが、彼もくわえタバコでギターをかき鳴らすキース・リチャーズとプロレスラー大仁田厚の記録が並べられるとは意外だったようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)