今年3月1日に、19歳の誕生日を迎えた歌手ジャスティン・ビーバー。だがその際ジャスティンは会場として決めてあったクラブからすぐに立ち去り、「最悪なバースデーになった」とツイート。クラブ側は「ジャスティンが未成年者を連れていたため、数名の入場を断った」とコメントしていたが、未成年者のひとりはジャスティンの親友ジェイデン・スミス(14)であると報道されていた。その件について、このたびジェイデン本人が「違う!」と完全否定し話題になっている。
俳優ウィル・スミス(44)の愛息ジェイデンは、歌手ジャスティン・ビーバーと大変仲が良い。そんなジェイデンが英人気クラブ「Cirque du Soir」をジャスティンらと訪問しその19歳の誕生日を祝おうとしたところ、14歳という年齢を理由に入場を拒否されてしまったとみられていた。
その後ジャスティンは「最悪なバースデー」とツイートしたが、これが大きく報じられるなり彼はインスタグラムで 「“最悪なバースデー”って言ったのは、一部の奴らが僕のファンを押し倒してあまりにも攻撃的な態度だったからさ」とコメント。未成年者を連れていた、しかもそれがジェイデンだったという報道を否定したが、クラブ側は「(ジャスティン)一行のうち何人かは18歳に達していませんでした。クラブのセキュリティチームは当店の規則を申し上げ、18歳になっていることを証明できない方の入店をお断りしたのです」とコメントし、ジャスティンの言い分を否定していた。
あれから2か月近く経過し、ようやくジェイデン本人がその夜のことを話してくれた。このたびジェイデンは米誌『NYLON』のインタビューに応じ、以下のように語っている。
「おかしな話なんだけど、あの時行こうと思えば僕も一緒に行けていたんだ。でもそんな気分じゃなくてさ。」
「何かが起こるような気がしていたよ。何も知らなかったというのにね。」
実はその夜、ジェイデンはカニエ・ウェストのコンサートを観に行っていたとのことだ。確かにその様子を捉えた写真もあるのだが、コンサートは夜遅くに終了。ジャスティン一行がクラブに到着したのは深夜1時40分頃だったというから、「カニエのコンサートの後にジェイデンがジャスティンと合流した可能性も十分ある」とするメディアもある。また午前3時頃にジャスティンたちと食事をするジェイデンの姿もキャッチされており、残念ながら今回のジェイデンの言い分を「ああ、そうですか」と信じ切っているメディアはそう多くはない。
一方、ジェイデンの両親は「ジャスティンを含む若いアーティストを叩いては駄目!」と懸命に擁護している。その「若いアーティスト」にジェイデンやその妹ウィロウちゃん(12)が含まれていることは明らかであり、ジェイデンも両親から「しっかりしなさい!」と日々教え込まれている可能性もある。
酒、ドラッグ、お金、女とショービスの世界には誘惑がかなり多い。そんな中いつの間にやらスキャンダルまみれになってしまった親友ジャスティンの姿をみて、ジェイデンは何を思うのか。若いアーティストたちのトップに立つ勢いのあるジェイデンの行動を、ファンとメディアは大きな関心を寄せ見守っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)