つい先日、ハワイでの休暇中に息子を、そしてナニーたちを波にさらわれてしまったハイディ・クルム(39)。突然の事態にショックを受けながらも、ハイディはすぐさま海の中へ。どうにか全員を救助したハイディが、その日の出来事を人気誌に告白した。
つい先日まで、ハワイのオアフ島でノンビリと休暇を楽しんだハイディ・クルム。子供たちやナニーたち、そしてボディガードを務める恋人マーティン(Martin Kirsten)さんも一緒とあって、ハイディはとても楽しいひとときを満喫していた。だが突然の荒波に、7歳の息子ヘンリー君と2人のナニーたちが瞬く間にのまれてしまったのだ。すぐさまハイディ、ハイディの父、そしてマーティンさんは海に飛び込みレスキュー活動を開始。このとき髪を振り乱して必死にナニーらを陸に引き上げる様子をパパラッチされたハイディだが、その後全員が陸に戻り大事には至らなかったという。
その恐怖の瞬間を振り返り、ハイディは米誌『People』に以下のようにコメントしている。
「みんなは、ビキニを着てビーチにいる私を見るのに慣れているのよ。髪を風になびかせる私の姿にね。」
「でも(レスキューの様子をとらえた)写真は、実際以上にひどかった。だけど私は、どんな母親でもするであろうことをやったにすぎないの。ヘンリーは泳いで海から出ることができたわ。岸で息子の腕をつかんだの。ナニーたちは、ヘンリーより危険な状態に陥っていたわ。」
ナニーらを救出するため猛スピードで海を泳ぐ姿、またなりふり構わず救助に取り組むあまり、ビキニからバストトップが出ている姿までもパパラッチに激写されたハイディだが、そんな彼女のレスキュー活動に手を貸す者は誰もいなかったそうだ。
「あんなに撮っていたのに、誰も手を貸しにこなかったのよ。それには家族もビックリしているわ。」
そう語るハイディは、「海の力を決して甘く見ては駄目」とも話してファンに注意を促している。
息子とナニーたちが目の前で溺れかけるという恐ろしい体験をしてしまったハイディ。その瞬間を振り返るたび、事態の深刻さを知りながらも写真を撮り続けた無情なパパラッチたちに憤りをおぼえるようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)