AKB48のメンバー16人が、シンガポールで開催された東京オートサロンのイベントに出演した。公演終了後にはUSS(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)でアトラクションに挑戦して楽しんだ。ベテランの秋元才加が現地での様子をブログで報告しているが、彼女が公開した1人で荷物番をする寂しげな姿にはファンも驚いたようだ。
4月12日~14日まで開催された『東京オートサロン・シンガポール2013』では日本のカスタムカー・チューニングカー150台や関連商品の展示と共に、日本のエンターテインメントの紹介としてAKB48の公演も行われた。参加した秋元才加が4月16日にブログ『ブキヨウマッスグ。』で、「驚くほど大きな歓声を頂き、感激しました」とシンガポールのファンも熱かったことを伝えている。
彼女は4月7日にグループから卒業する意思を発表しており、今回の公演についても「AKB48として海外でパフォーマンスするのは、私自身最後になるかもしれない…」と感慨深げだ。
また、宿泊したホテルで同室となった松原夏海とは「凄く落ち着いたなー。沢山話したな…」、「夏海にまとっている空気感が私は大好きです」と2期生同士でいろいろな話をしたようである。秋元は卒業発表と共に今年の選抜総選挙への不出馬を決めたが、松原も考え抜いた末に不出馬を選んでいる。それについても思いを語り合ったのではないか。
イベントが終わったAKB48メンバーたちはUSS(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)に招待されて、束の間のバカンスを楽しんだ。「アトラクションは2つしか乗れなかったけど、楽しかったー!」という秋元は、「『まずはジェットコースターだー!』というメンバーの空気の流れの中、ジェットコースターに乗れない私は荷物見張り番」とまさかの展開を明かしている。
薄暗い室内で山積みになったメンバーの荷物を見張るために、膝を抱えてひとり寂しく座る秋元の姿からは、AKB48の中でも男前として知られる彼女らしからぬ雰囲気が漂う。そもそも合気道有段者であり、筋トレで腹筋が割れている“強い女”というイメージの秋元才加が、ジェットコースターが苦手というのは意外だ。
そんな彼女も「ハムナプトラゾーンではテンション上がりました」、「トランスフォーマーは3Dのライドでした。このアトラクションはシンガポールにしか無いんだって!」と他のアトラクションでは盛り上がったようなので安心したが、やはり“荷物の見張り番”の件では読者からも反響があった。
「荷物番してる才加さん、なんかかわいい」、「荷物番の写真、なかなかシュール」、「体育座りがかわいくて、なんかきゅんきゅんする」と普段の秋元との違いに驚くコメントが多い。「絶叫系苦手なんてやっぱり才加は乙女」といった見方もあり、そんなギャップが彼女の魅力でもあるようだ。
AKB48卒業後は女優の道へ進みたいと語る秋元才加だが、そんなギャップを演技で表現できるようになれば大きな強みとなりそうだ。すでに舞台やミュージカルで活躍する彼女だけに、今後の成長が期待される。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)