発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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台湾ではスマートフォンやタブレット型端末の操作に没頭し、うつむいてばかりの人々は「低頭族(うつむき族)」と呼ばれる。運転中も危険を顧みず操作に没頭する「うつむき族」への対策として、今年1月1日からポータブル機器の運転中の使用を制限する「うつむき族条例」が実施されている。このたび内政部からその検挙統計が発表され、3月末までの3か月間での検挙件数は8,053件に上ったことがわかった。
『中国時報』によれば、検挙件数が最も多かった地区は高雄市で1,700件あまり。新北市が800件あまり、台北市及び台中市が600件あまり、桃園県が400件あまりと続いた。内訳は自動車3,284件、バイク4,769件だった。
この統計結果を受けて、内政部は「今回の結果から高雄市にスマホ依存症の人が多いとは言えない。高雄の警官の取り締まりが厳しかった可能性もある」と話し、検挙件数の差は検挙の難しさにも原因があるとした。自動車ドライバーとバイクドライバーの検挙件数を見ると、バイクでの違反の方が検挙されやすいことがわかるという。
また、警政署は取り締まりでの判断基準について、「運転に支障が出るかどうか」を挙げている。例えば、ヘルメットに携帯電話を挟んで通話しているドライバーについては検挙の対象としないが、通話はしていなくても手に携帯電話を持って操作している場合は、運転に支障があるとみなし取り締まりを行うということだ。なお罰金額は、自動車での違反で3,000元(約1万円)、バイクでの違反で1,000元(約3,300円)としている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)