発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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日本では彼岸の時期に行われる墓参り。中華圏では春分から15日目にあたる節気の清明節に行われる。この日は祝日に定められており、大切な家族行事のひとつだ。しかし近年、墓参り代行業者が登場し、そのサービスが話題になっているという。
『TVBS』が伝えたところでは、墓参り代行サービスが主に行われているのは成都市や深セン市、重慶市、湖北省など。代行者は、「父さん、会いに来たよ」、「そっちの世界はどうだい?」と泣きながら礼拝をしてくれるそうだ。料金は線香、献花など標準的な礼拝で1000元(約1万5000円)。膝をついての礼拝はさらに1000元というように、内容ごとに細かく料金が定められている。
このようなサービスが始まったのは、2年ほど前からだそうだ。中国ではすし詰め状態の長距離移動で心身ともに疲れてしまう旧正月の帰省を終え、やれやれと日常に戻ったところでやってくるのが清明節。サービスの利用者は仕事が忙しくて帰れないという人が多く、高齢のために自分で墓参りに行くのが難しい人の利用もある。
長い間、家族行事として行われてきた墓参りの変化に対する人々の反応は、「他人に頼んで礼拝してもらうのもご先祖様への敬意のひとつ」という意見もあれば、「他人がするなら意味はない」、「自分の死後、子孫が代行を頼むなら墓参り自体してほしくない」など両極端だ。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)