1994年公開の映画『若草物語』で可憐な四女エイミーを演じたように、子役から頑張ってきた女優のキルスティン・ダンスト。30歳になった彼女が、初めてのキスの相手がなんとブラッド・ピットであったことを激白した。
『スパイダーマン』シリーズでは、トビー・マグワイアが扮する“ピーター・パーカー”の恋人、“メリー・ジェーン”を演じていたキルスティン・ダンスト。『マリー・アントワネット』や『メランコリア』も高い評価を得ている。
彼女はある時期からアルコール依存やうつ病に苦しむようになり、2008年2月からユタ州のリハビリ施設に入ったが、約1年半という長い期間を要するほど症状は重く、近年の彼女は映画の仕事を年に1本程度に絞っている。だがむしろ作品はどれも優れた評価を得るようになっており、役者としての充実感を今改めて味わっている様子だ。
さて、キルスティン・ダンストにはそんなに多くの男性遍歴がない。俳優ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ハートネット、ジャスティン・ロング、「レイザーライト」のジョニー・ボーレルくらいなものである。だが彼女の初キスの相手はすごい。なんとブラッド・ピットだというではないか。彼女は総合情報誌『Bullet』にこんな面白い話を打ち明けている。
「初めてのキスシーンは1994年の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』でのこと。相手はブラッド・ピットよ。でも鳥がくちばしでチョッとつっついたって程度のものね。」
「ブラッドはあの頃、ヒッピーみたいに髪を伸ばしてカッコつけていた。皆から、ブラッド・ピットとキスするなんてあなたは超ラッキーだと言われたけれど、私自身は気持ち悪くて仕方なかったわ。」
当時のブラピは31歳だがダンストは12歳。これでは無理もない。結局、彼女が好きな男子と本物のキスを体験したのは16歳になってからのこと。周囲の女の子たちに比べるとかなりの“遅咲き”であったという。
ちなみに1994年というと、ブラピの最高傑作の一つと言われる『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』が公開され、世の女性の多くが彼の演じる“トリスタン”のワイルドな色気に魅了されてしまった年である。ダンストもあと10歳熟していれば…ブラピとの初キスにときめかなかったとは本当にもったいない話である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)