イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】女優キルスティン・ダンストが、ドイツの市民権を獲得。

女優キルスティン・ダンスト(29)が、晴れてドイツの市民権を獲得した。この市民権獲得により今後ドイツ映画への出演も可能となるが、彼女には将来的にドイツ国内で住居を構える夢もあるようだ。

キルスティン・ダンストはニュージャージー州ポイントプレザントの生まれ。れっきとしたアメリカ国民であるが、彼女の父親クラウス・ダンストさんはドイツ系、母親はスウェーデン系である。

わずか8歳にして映画デビューを果たしたキルスティンであるが、1991年に母、そして弟と共にカリフォルニア州に移り住み、その後1995年には母親から父親に離婚を申請。父親と離れ母、弟との生活が続いたが、彼女は自分がまだ幼いころに演技の世界に追いやった母親とは少なからず確執があったことを認めている。めきめきと知名度が上がりそれに対処しきれぬジレンマに苦しんでいた時期のことと言われているが、後に「まあ、母もそれが一番良かれと思ったのでしょうから。」などとトーンダウンし、母親を擁護してみせた。

そんなキルスティンは共に暮らした母への想いはもちろんのこと、自分のルーツの一部であるドイツの血を少なからず意識しているようだ。このたびドイツの市民権を獲得した彼女は、ドイツのタブロイド紙『B.Z.』に次のように語っている。

「私もこれで晴れて国際的な女性になれたわ。」

この市民権のおかげで今後はドイツ映画にも出演が可能になるキルスティンだが、彼女はドイツ語もある程度なら話せるのだそうだ。これは頻繁にハンブルグ在住の親戚を訪問していることも理由の1つだろうが、かなり難しいといわれるドイツ語を操るとは立派なものである。彼女以外にドイツ語をある程度話せることが知られているセレブは結構多いのだが、有名なのはナタリー・ポートマン、シガーニー・ウィーバーあたりであろう。

ちなみにキルスティンは今後ドイツでアパートを購入することも検討しているらしく、

「アパートを購入するならベルリンね。まだ新しい都市だし、本当にたくさんのことが起きているんですもの。」

と具体的な都市名を挙げてその夢を語っている。今後キルスティンがより国際的な活躍をみせていくことは間違いないだろう。これからますます注目していきたい女優である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)