セレブであっても、49歳にもなればそれなりの“老い”が容赦なく体型に現れてくるもの。俳優ブラッド・ピットが体型を細見に維持するためか、話題の素材スパンデックスを用いた補正下着を愛用しているのではないかとの噂が広まっている。
スパイダーマンでおなじみの“全身タイツ”素材としても知られる「スパンデックス」。ポリウレタン繊維で軽く、豊かな伸縮性はまるでゴムのよう。強さもあるため水着、スポーツウェアに多用され、タイトなスパッツはハリウッドセレブの間でも大人気。あのマライア・キャリーも、ピッチピチ言わせながらそれで街を歩いている。また“パワーパンティ”とも呼ばれる補正下着「Spanx」は、ウエストからヒップにかけてのぜい肉を強制的に包み込む感覚が評判だ。
『Star』誌は今、俳優ブラッド・ピットがお腹周りのたるみをひどく気にするようになり、ついにその「Spanx」を愛用するようになったと報じている。婚約者のアンジェリーナ・ジョリーは、「ジーンズなんて一度はいたら気持ちがゆるむだけ。常にセレブであることを意識したスタイルを心がけていなければ」と語るほどルックスにおいては神経質で完璧主義者。そのためアンジーのすすめがあった可能性も高い。
『Mr.&Mrs.スミス(2005年公開)』のあのブラピの美マッチョな体型は、彼が41歳当時に撮影されたもの。そんなブラピの魅力にアンジーもノックアウトされたのだが、一番年長のマドックス君がぐんぐん成長し、双子も誕生するとブラピはいきなりイクメンパパを買って出て家の中で多くの時間を過ごすようになった。ブランジェリーナ一家は2012年春にロンドン郊外へ移り住んでみたが、そこでブラピはお酒ばかりかスイーツにも目がなくなり、太り始めてアンジーから「ブヨブヨした男とは一緒に居たくない」とキツイ言葉を突き付けられる始末。驚いてダイエットに励んだと言われている。
その頃にくらべて断然スッキリしたブラピの今のボディ。しかし40代男性の体型における老化は、シャツやズボンをはいている姿からはわからないものがある。男子トイレのマークにあるような逆三角形を保っていた肩のいかりは丸みを帯び、腹筋が割れなくなると同時にウエストのラインが存在しなくなるのだ。もっともブラピは今、「映画に関しては出るより制作することに強い興味がある」と語っている。見た目のために「Spanx」をはかなくても良いのではないかとも思うのだが…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)