女優の坂口良子さんが3月27日に亡くなった。坂口さん自身が3月12日にブログで体調を崩して静養中だと報告した矢先だった。情報番組『とくダネ!』でもこの訃報を伝えており、坂口さんを良く知るテレビプロデューサーの石井ふく子さんや女優の中村メイコさんらのコメントが聞かれた。
美人女優として活躍した坂口良子さんの死去が分かったのは28日だった。都内の病院で昨年再婚した夫の尾崎健夫氏(プロゴルファー)、長男長女に看取られたという。
3月12日には『坂口良子オフィシャルブログ「Ryoko blog」』で「昨年、腸閉塞を患いほぼ同時期にインフルエンザから肺炎になってしまったりと、体調を少し崩しておりました」と明かしており、点滴をしながら静養していることを報告していた。
ブログの内容から消化器系の疾患ではないかと見られていたが、世間でもそれほどの重病とはとらえておらず、突然の訃報に驚いた。
29日の『とくダネ!』では、坂口さんを育ててきたテレビプロデューサーの石井ふく子さんに電話で連絡を取った。石井さんは夫の尾崎健夫氏と電話で会話したが「なにも言葉が出せなかった」という。彼女はまだ悲しみにくれている状況で、「早すぎますよ。これからじゃないですか」と言葉少なに語った。
ベテラン女優の中村メイコさんも坂口さんの訃報を知り、インタビューに応えた。「びっくりしました。美人薄命ですね。桜が散ってしまいました」と残念な気持ちを表す。
今年の1月に、長女でタレントの坂口杏里さんと母娘でバラエティに出演していた姿を思い出す。杏里さんがAKB48のオーディションに落ちたことで、街中で親子喧嘩したというエピソードを2人で元気に話していた。これから母娘でタレントとして活躍することを期待していただけに残念だ。ご冥福をお祈りするばかりである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)