動物園で自撮りした男性、横にいたペリカンの行動が爆笑を呼ぶ(中国)<動画あ…
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2年前のあの日。宮城県気仙沼市でのテレビ番組のロケ中に東日本大震災が発生し、被災したサンドウィッチマン。彼らがMCを務めるラジオ番組では、今でも被災地の情報や被災した人々の心の叫びを伝え続けている。
6日放送の『サンドウィッチマンの東北魂』で、サンドウィッチマンは全国の受験生に呼びかけた。被災したリスナーからの投稿により、大学受験で使用し終わった参考書を回収しているボランティア団体『参考書宅救便』を紹介したのだ。NHKの番組でも紹介されたこの団体は、回収した本を売りその売上金額で参考書などを購入し、高校生に届ける活動を行っている。サンドイッチマンの2人は「被災しながらの受験勉強は大変」と案じて、被災地に住む来年度の受験生のためにも「たくさんの人に知ってもらいたい活動だ」と語った。
その他、3月末には東松島での海岸で潮干狩りが2年ぶりに解禁されるといった地元に根ざした情報を伝えた。
あの日からまもなく2年になろうとしている。富澤たけしは「ここまでは、あっという間だった」と振り返る。しかし、被災地では「仮設での生活は2年間」と当初言われていたものの、環境がいっこうに改善しないことへの苛立ちを口にした。「仮設住宅は壁が薄く、プライベートがない」などといった苦情を現地で耳にすることもしばしばだという。サンドウィッチマンは、終わることのない“被災地”からの情報をこれからも送り続ける。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)