エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「今の姿は忘れない!」。野村佑香が85年の歴史に幕を下ろす“渋谷駅”と春の別れ。

東京メトロ副都心線と相互直通運転となり地下化される東急東横線渋谷駅を女優の野村佑香が訪れた。彼女は長年お世話になったターミナル駅との思い出を振り返ると、あと3日で見られなくなる駅の情景を撮って「今の姿は忘れないからね!」と別れを惜しんだ。

現在の東急東横線渋谷駅は3月15日の終電をもって地下化される。慣れ親しんだ東横線渋谷駅は、その日で85年の歴史に幕を下ろすこととなるのだ。

少女向けファッション雑誌『ニコラ』のモデルや女優として子どもの頃から活躍してきた野村佑香も渋谷駅を愛用してきたひとりだ。野村佑香公式ブログ『のむラボ』では、その渋谷駅で「相互直通運転まであと『3』日」とカウントダウンされた電光掲示板の写真が紹介されている。

彼女は「学校に行くときも、遊びも仕事も、どれだけ待ち合わせをして、どんなにもの想いをしながらこの駅を利用していたって…」と思い出しきれないほど多くの情景をたどる。この駅は彼女にとって「自分の歴史のうえの背景として入る場所」なのである。

ターミナル駅に飾られる鮮やかな“85年分のありがとう。東急東横線渋谷駅”の広告が、そんな思い出が詰まった駅の歴史が終わる現実を感じさせる。学校の卒業式以来、久々に春の別れをすることとなった野村佑香は「新しい駅に生まれ変わっても、今の姿は忘れないからね! 本当にありがとう!!」と別れの言葉を送った。

読者からも「車窓からの四季のうつろいや彼女との思い出も特別なものとしてよみがえります。ただ、ただありがとう」とコメントが寄せられている。現在、同駅では期間限定で「Final approach」という接近メロディが流れる。3月15日の最終電車でその旋律も最後となる。多くの利用者がこれまでの当たり前の情景を、特別なものと感じることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)