エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ここが違う! 第2のローラ“水沢アリー”と本家・ローラ。

しぐさやしゃべりがモデルのローラにそっくりと話題の水沢アリーが、テレビ番組『シューイチ』のインタビューに応じた。いくつかの質問を受けて話す彼女の口調や手振りは確かにローラに良く似ていたが、話の内容にローラとのギャップが感じられた。

水沢アリーは2月にテレビ番組に出演したところ、口調や手振りが「人気モデルのローラにそっくり」と話題になり“第2のローラ”として人気上昇中だ。その彼女にテレビ番組『シューイチ』がインタビューした内容が、3月17日の放送で紹介された。

最近の趣味は楽曲「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント」を聴くことだという。「やっぱり、小室くんと浜ちゃん? すごいと思うの」、「初めて聴いたのは3週間前」と話す水沢アリーの口調と手振りはまさしくローラだった。しかし楽曲の音程をとる難しさを説明するところなどは分かりやすく、本家ローラ特有の意味不明なところがあまり見受けられないのだ。

さらに彼女は好きな食べ物がトマトだというと、「でも、ニッキュッパ(298円)くらいするんだよね、1パック。なかなか高いから自分のご褒美みたいな感じでトマトをたしなんでいます」と語ったのである。1パック298円のトマトを自分へのご褒美とする庶民的な感覚に加えて、“たしなんでいます”という言葉をローラから聞くことはなさそうである。

他にも男性のタイプは「お近づきになれないっていうか、見ているだけなんだけど、役所広司くん」というあたりも、「アーノルド・シュワルツェネッガー」、「藤岡弘、」と好みのタイプもノリでバンバン答えるローラとは違う性格のようだ。

一番の違いを感じたのは「一日一善をモットーとする」という水沢アリーが語った最近のエピソードだ。「お父さんが悩みごとがあると『寂しいからうさぎを飼いたい』と相談してきた」という。彼女は「お父さん、うさぎというのは寂しくて死んじゃうんだよ。だから、お父さんが飼ったら共倒れになっちゃうよ」と説得すると父親も諦めたそうだ。彼女は「うさぎの命を救ったからとても良いことをしたと思っています」と自慢げだった。

エピソードのおもしろさもだが、これだけの内容をスムーズに語るローラの姿は想像しにくい。彼女の場合はきっと途中で話が脱線してしまうはずだ。そうした点で水沢アリーは本家・ローラにはなり切れていないのである。

水沢アリー自身はローラについてどう思っているのか。「ローラは大好き、やっぱり出てきた時の衝撃たるやすごかったよね! これは売れるなって思ったよ、ハーイ!」とローラっぽく答えた彼女だが、今後は社会問題も語っていくつもりだという。第2のローラと呼ばれながらも、やはりオリジナリティを出そうと考えてはいるようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)