エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】キンタロー。の伝家の宝刀「パンキュパ~イ」。どんな意味なの?

ついにキンタロー。が“伝家の宝刀”を抜いた? AKBのモノマネで有名になる前のまだ無名だった彼女が、東野幸治と藤井隆から絶賛されたコントの決め台詞が「パンキュパ~イ」である。最近ゴールデンタイムの人気番組で披露したのだが、それが大好評。キンタロー。のブログには「初めて見たけど、めちゃくちゃ面白かった!」と大絶賛のコメントが多数届いている。

3月25日放送の『うわっ!ダマされた大賞』(日本テレビ系)でキンタロー。に用意された舞台は、AKBネタ封印の生ライブ。この条件をスタッフから提示されたのは、本番1時間前の打ち合わせだった。そのためキンタロー。は持参した衣装もAKB風のものしか用意しておらず、戸惑いを隠せない様子である。だが「今まで見たことの無いキンタロー。さんが見たい。芸人としての意地を見せて欲しい」と言われた彼女は、“AKBネタ封印”を受け入れたのだ。

だが観客にはあらかじめ、「キンタロー。に“地獄を見せてやってくれ”」と伝えてある。過去のこのシリーズでは、ほとんどの観客が笑わないばかりか無表情で沈黙。相当精神的にタフでなければ、たった5分間とはいえ舞台に立ち続けることは難しいだろう。

この舞台でキンタロー。はAKB関連以外で武井咲や剛力彩芽、十八番の光浦靖子(オアシズ)のモノマネを披露したが、観客らは何の反応も見せない。それでも彼女は動揺した素振りを見せず、続けてあるコントを演じ始めた。

それは昨年10月に、吉本興業の動画サイトで掲載された『ナマイキ!あらびき団』。“金”と書かれた赤の腹かけ、おかっぱ頭の金太郎スタイルで初登場したキンタロー。が、ひとりショートコントを披露した。モノマネは一切無し。このコントを見たMCのライト東野(東野幸治)、レフト藤井(藤井隆)が「この子1年目? スゴイ!」と驚き、面白いと褒めていたのだ。

これが今回『うわっ!ダマされた大賞』の舞台で演じた、「パンキュパ~イ」が決め台詞のコントである。だがAKBのモノマネで昨年末に大ブレイクしてからは、彼女がコントを披露する機会がほとんど無く、世間ではキンタロー。をモノマネ専門の芸人だと思っている人も多かったようだ。

今回、大好評だった「パンキュパ~イ」。キンタロー。は自身のTwitterで、「あらびき団さん! レフト藤井さん! ライト東野さん!! 私、やりましたよ~」とつぶやいた。すると「おめでとうございます! キンタロー。さんの快進撃をいつまでも遠くから応援させて頂きます。お身体に気をつけて」と、藤井からはド真面目なコメントが。東野からはただ一言、「おめでとう」。2人ともキンタロー。の活躍を、心から喜んでいるだろう。

ちなみにこの「パンキュパ~イ」の意味、キンタロー。のブログ『キンタロー。の人生はキンキンキラキラや~』によると、「ケ・セラセラやハクナ・マタタといった言葉に近く、日本語で近い意味に訳しますと『人生リラックスしてやろーぜ』または、『なるようになるさ、笑おうぜ』」だそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)