故マイケル・ジャクソン(享年50)の遺児たちは、現在マイケルの兄ティト・ジャクソン(59)の息子、TJ・ジャクソン(34)とその祖母キャサリン・ジャクソンさん(82)が大事に世話をしているという。そんな中、キャサリンさんは裁判所に書類を提出。「“マイケル・ジャクソン・エステート財団”より月額9000ドル(約86万円)をTJに支払ってほしい」との要求を法的に認めるよう求めている。
昨年夏より、故マイケル・ジャクソンの遺児であるプリンス君(16)、パリスちゃん(14)、ブランケット君(11)を大事に世話してきたというTJ・ジャクソン。TJはマイケルの兄ティトの息子で、ヴォーカルグループ「3T」のひとり、なかなかの美男子でもある。マイケル遺児らにとっては年の離れた従兄にあたるが、祖母キャサリン・ジャクソンさんと共に遺児らの養育にあたり、学校行事にも参加するなどして親代わりを務めている。
そんなTJに対し「“マイケル・ジャクソン・エステート財団”より月額9000ドル(約86万円)をTJに支払ってほしい」というキャサリンさんだが、元はといえば「それ以上の報酬をTJに!」と考えていたようだ。だが提出された書類によると、そんなキャサリンさんの寛大な提案に「それは多すぎる」とTJ本人が異論を唱えたとのこと。結局「月額9000ドルなら…」とTJも首を縦に振ったというが、これは遺児らをフルタイムで世話するナニーの収入とほぼ同額だそうだ。
これが高額なのか、または意外にも少額なのかは判断の難しいところだが、キャサリンさんは「これくらいは貰って当然!」と自信たっぷり。TJは子供たちを習い事に連れて行く、また外出させるなどしてその養育に大きく関わっており、毎月平均300時間はその世話にあたっているというのがその理由だ。そのほか宿題を手伝う、学校行事に参加するなどして親代わりを務めている彼を、キャサリンさんは大変高く評価しているらしい。
こんなにも欲のないTJを「素敵!」と褒める声が噴出する中、「もっと払ってあげてもいいのでは?」という声も多くあがっている。月額9000ドルのお世話料は、この一家にとって高いのか、それとも低いのか…。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)