エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「ブランド物は大人になってから」。黒木瞳、愛する一人娘には節度ある行動を求める。

女優の黒木瞳(52)がテレビ番組のトークコーナーに出演し、家族との日常をざっくばらんにうち明けた。語られた内容は夫の得意料理を紹介したり、何よりも大切にしている一人娘と過ごす様々なシーンについてのことである。

3月13日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)“はなまるカフェ”のコーナーに出演した黒木瞳はまず、洋風せんべいの「ハッピーターン」を“今朝のおめざ”として紹介した。この庶民的なお菓子を、仕事場で小腹が空いた時によく食べているそうだ。

黒木は中学2年生の娘と洋服の着まわしをするらしい。主にTシャツの貸し借りが多いとのことだが、一度娘が黒木のハイブランドのものを着て出かけた時は厳しく叱ったという。「大人になってから着るものだから」と諭したと話す。

女優業に忙しい彼女だが、娘と一緒に過ごす時間は大切にしている。2人で電車に乗って買い物や、カラオケに出かけたりするのを楽しんでいるようだ。だが仲良しの女友達というような間柄ではなく、あくまでも親という立場は崩さずに子どもには接しているらしい。

夫に対しては「もっと家事を手伝って欲しい」と、不満を漏らす黒木。しかし朝のゴミ出しはもちろん、庭の芝生の手入れや妻が仕事で不在時には娘の食事を用意するなど、世間の奥様から見れば十分に家事の手伝いをしてくれているご主人である。

黒木が女優を目指したきっかけは、中学時代に見た映画『風と共に去りぬ』だという。圧倒的に有名なのはスカーレットの最後の台詞、「Tomorrow is another day (明日に望みを託して)」だが、彼女が感銘を受けたのは別の場面である。戦争で何もかも失い、焼け落ちた故郷の廃墟でスカーレットが神に誓うシーンだ。

「生き抜いてみせます、たとえ盗みをし人を殺してでも! 神よ誓います、二度と飢えに泣きません!」

スタジオに流された映画のVTRを見て、今でも涙を浮かべる黒木。彼女は父親から女優になることを反対され頬を打たれても、意志を貫き通し中学時代からの夢を実現させたのだ。人生に何度絶望しても立ち上がり闘い続けたスカーレットのように、たとえ黒木が何らかの窮地に立たされることがあっても決してひるむことは無いだろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)