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27日午前10時3分(日本時間午前11時3分)、台湾中部の南投県を震源地とするマグニチュード6.1の強い地震が発生した。台湾各地で揺れが観測された強い地震で、70代女性1人が死亡、90人以上が負傷した。その地震の中、発生から2分足らずで600人余りの児童を校庭に避難させていた小学校があるという。『TVBS新聞』が報じている。
嘉義市立港坪小学校は、3年前に開催された小中学校防災計画で優秀な成績をおさめたことから、国家地震工程研究センターが地震警報システムの設置をしていた学校だ。警報システムは、地下に埋めたセンサーが強い地震を観測すると警報がなる仕組みである。これによって、児童たちは揺れを感じるおよそ10秒前に地震の発生を知ることができたという。
さらに港坪小学校では、定期的に防災訓練を行っており、児童たちは警報が聞こえるとすぐに防災ずきんをかぶって待機。教員の指示に従って、1階の児童はすばやく校庭へ向かい、2、3階の児童は机の下にもぐって揺れが収まるのを待ってから避難した。地震発生から全員が校庭に避難するまでにかかった時間は1分45秒。児童たちは実際に起きた強い地震に驚いた様子だったが、落ち着いて避難できたということだ。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)