「R-1ぐらんぷり 2013」で優勝した三浦マイルドが、テレビ『アッコにおまかせ!』で所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーの豹変ぶりを皮肉った。かつては“戦力外通告”同様の扱いを受けていた彼だが、優勝後には事務所の態度が一変したという。
芸歴12年の三浦マイルドはこれまで若手芸人専用の劇場『5upよしもと』を中心に活動してきたが、泣かず飛ばずだった。年収30万円だった彼は、伊藤ハムでアルバイトをしながら生活していたようだ。
そんな彼がピン芸コンクール「R-1ぐらんぷり 2013」で優勝すると、翌日からテレビ番組の出演が相次いだ。『笑っていいとも!』や『めちゃ×2イケてるッ!』といった人気番組に次々と登場しており、2月17日には『アッコにおまかせ!』でインタビューを受けた様子が紹介されている。
三浦は「アッコさん、初めまして!」とあいさつすると、髪の薄い頭を向けて「マイルドフラッシュ!」と早速ネタをお見舞い。「すみません」とすぐに詫びていた。そして彼は、今回のR-1で優勝する前と後でよしもとの扱いが豹変したことを語り出した。
よしもとからは「戦力じゃないから、いつ辞めてもいい」とまで言われていたそうだ。つい先日までの状況を振り返る三浦は、「(R-1の)大会が終わったら『やったな~、おめでとう!』と今までに無い優しい言葉をかけてくれるようになった」と呆れていた。「一瞬で手の平を返すんだ。凄い会社だな」と思ったという。
『いいとも』に出演した三浦は、よしもとの人気芸人・友近と同期だと明かしている。「友近はエリートで僕は雑草みたいなもの」と話す彼にタモリが「頭も雑草みたいだからな」と言い笑いをとったが、イジりやすい三浦マイルドのキャラはバラエティ向きかもしれない。これまで劇場で活動してきた彼が、テレビでブレイクする可能性もありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)