夫エディ・シブリアン（39）を歌手リアン・ライムス（30）にダブル不倫の末に奪われたブランディ・グランヴィル（40）。その怒りたるや凄まじく、ついには自叙伝で不倫騒動のあれこれを暴きエディとリアンに対するリベンジを繰り広げているブランディだが、その自叙伝の中でもエディとリアンの不倫に気付いた瞬間を詳細に綴ったチャプターが特に注目を集めているようだ。

このたび自叙伝『Drinking and Tweeting: And Other Brandi Blunders』を出版することになったブランディ・グランヴィル。今月全米での発売を控える同著の内容が連日メディアに報じられているが、中でもブランディが元夫エディ・シブリアンとリアン・ライムスの不倫を確信した日を詳細に記した部分に注目が集まっている。

同著によると、ブランディは2009年にエディがリアンと共演していたTV映画『Northern Lights』のロケ地であったカルガリーを訪問。そこでエディ、リアン、そしてリアンの当時の夫ディーンさんと4人で寿司レストランへダブルデートに出かけているが、その際のリアンの様子をブランディは以下のように説明している。

「会ったばかりのこの女（リアン）は、自分の夫の存在を喜ぶ以上に私の夫とイチャイチャして時間を過ごしたの。そして可哀想なディーンは何も気づいていないふりをして機嫌良く過ごしていたわ。夜も更けると、リアンの振る舞いはどんどん不適切になっていった。私の夫に囁きかけたり、くすくす笑ったり、テーブルの向こうから手を伸ばしてきたりね。そんなことをリアンがするたび、エディは私の手をギュッと握ったわ。」

これに対してブランディは「リアンは若くして結婚してしまった。だから結婚生活に満足できていないだけ」と自分に言い聞かせ、不安を消し去ろうとしたとのこと。だが同晩にカラオケをした際、ブランディはエディとリアンがただならぬ間柄であることをついに確信したという。

「その晩、リアンはSonny ＆ Cherの歌『I Got You Babe』をカラオケで歌う際、きまり悪そうに私の夫をステージに引っ張り上げたのよ。私は切れる寸前だったわ。」

この様子に不倫を確信したブランディはディーンさんに対し「2人が関係を持っているのは分かっているんでしょう？」と問い詰めたというが、彼は何も答えなかったらしい。その後リアンはケーキのフロスティングを胸元にこぼし、「舐めたい？」とエディを誘ったのだ。それを目撃したブランディは「アンタたち、どういうこと？」と詰め寄るも、リアンは「ああハニー、バカなこと言っちゃって」などと呟き何事もないフリを貫いたそうだ。だがブランディはテーブルに戻るなりバッグを持つと即LAに戻ったといい、エディもその翌日ブランディに連絡してきたという。

後日エディはブランディの“疑惑”全てを否定、ブランディはエディを信じることにしたものの、メディアがエディとリアンの不倫をすっぱ抜いたことで事態は一転、結婚は破たんしてしまったのだ。その後ブランディとエディは2010年に離婚、その翌年にエディとリアンは結婚しているが、もちろんブランディはいまだ2人のことを許せてはいない。

ブランディにはエディとの間に生まれた2人の息子たちがおり、2人とも週の半分を一緒に過ごすリアンにとても懐いているらしい。しかし息子たちが本を読み内容を理解できるようになる日はいつか必ず訪れる。息子たちとリアンの信頼関係の崩壊。これこそが幸せな家庭生活を奪われたブランディにとって一番の望みかつ復讐なのかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）