ロサンゼルスで9日午後12時03分、ビバリーヒルズ近くの小さな通りでクリス・ブラウン(23)の運転する黒のポルシェが壁に激突するという事故が起きた。この件につきクリスは「運転をパパラッチに妨害されたうえでのアクシデント」と主張していたが、現場にいたパパラッチは「そんなのは真っ赤な嘘だ」と猛反論している。
歌手クリス・ブラウンの運転する車が壁に激突。クリスの車は破損し壁も粉々になる事態になったが、クリス代理人はこの原因につき「2人のパパラッチに運転を妨害された」、「強引に追われた」などと主張しパパラッチを批判している。だが芸能サイト『TMZ』が現場にいたパパラッチを雇用しているフォトエージェンシー「INF」社オーナー、クリス・ドハーティ氏を取材したところ、意外にも以下のような返答があったという。
「クリス・ブラウンが壁に衝突した件とパパラッチは全く無関係です。」
「クリスの車が衝突したとき、パパラッチは彼を追っていませんでしたよ。事故を起こしてしまったため、我々に責任をかぶせたほうが都合が良かったのでしょう。中傷的な発言をしているようですが、言葉には気をつけてもらいたいものですね。」
ちなみに同氏の説明によると、パパラッチが現場に到着したのは事故の後だったとのこと。警察にもその旨説明し「納得してもらえたようだ」というが、同氏の主張と「パパラッチに追われたのが事故原因」とするクリス側の言い分のどちらが正しいのかは今のところ不明である。
クリスはすでにパパラッチを訴えることを検討している旨を明かしており、今後は両者の言い分が法廷でぶつかり合うことになりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)