つい先日行われた「ワン・ダイレクション」のコンサートで、何ともイタい珍事件が発生した。その被害者となったハリー・スタイルズ(19)はあまりの痛さにステージ上に倒れ込み、オーディエンスをおおいに心配させてしまった。
2月26日に、スコットランドのグラスゴーでコンサートを行った超人気グループ「ワン・ダイレクション」。熱気溢れるオーディエンスに感動したメンバーらは機嫌よくステージに立っていたのだが、突然何者かが靴をステージに投げ込むというハプニングがあった。
このとき、心優しいハリー・スタイルズは「メンバーの気を引こうとしたファンの行動だ!」と咄嗟に悟ったのだろう。すぐさまそれを拾い上げてファンを笑わせているが、その直後またもや何者かがステージに靴をポイッ! 勢いよくハリーの下腹部を直撃し、彼は苦しげにステージに倒れ込むという一幕があった。
この映像が公開されるなり、「ハリーの急所に靴が命中!」、「ハリーが激痛に悶絶!」といった見出しで各メディアがその夜の様子を報道。ちなみに数秒間ステージ上でダウンしていたハリーだが、その後は立ち上がりストレッチを行うなどして陽気な姿をみせている。
かつてジャスティン・ビーバー(18)のコンサートではファンならぬアンチが侵入、生卵を多数投げ込むという事件が起きたこともあるが、今回のアクシデントについては悪意が引き金になったわけではないようだ。ハリーに靴を当ててしまった14歳の少女は、その後「痛い目にあわせる気なんてなかったの」とツイート。少女の母は「セキュリティにすぐに会場から出されてしまったものの、ハリーとナイル・ホーランのおかげでまた中に入れたのです」とも明かしている。熱狂的ファンがハリーに注目してもらいたいばかりに靴を投入、図らずもハリーに痛い思いをさせてしまったというのが真相のようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)