SKE48の研究生“かおたん”こと松村香織が、Google＋で公演にインフルエンザにかかったファンが来ていたことについて「悲しくなった」とコメントしている。彼女の「インフルさんになった方はお家にいて」とのお願いにも読者から大きな反響があった。

“ぐぐたす”（Google＋）で動画番組「BBQ 松村香織の今夜も1コメダ」を連載して注目を浴びた“かおたん”は、2012年にAKB48の「ぐぐたす選抜」メンバーに選ばれている。その後も彼女は研究生ながらも“ぐぐたす”をきっかけとして人気が上昇すると、昨年はSKE48の10thシングル「キスだって左利き」で初の表題曲選抜入りを果たした。

その“かおたん”が2月2日に『松村香織　Google＋』で「お願いごとです」と切り出すと、「来たいって気持ちはわかるんですが、インフルさんになっている方はお家にいて下さい」と呼びかけた。彼女は以前の公演でインフルエンザにかかったファンを見かけたことについて、「インフルさんが来ていて悲しくなりました」と本音を綴る。

また、インフルエンザでなくとも「風邪気味だったり体調不良な方は、マスクの着用をお願いします」と呼びかけており、「自分のことだけじゃなくてまわりのことも考えてほしい」と訴えている。

世間でもインフルエンザが猛威をふるっており、芸能界でもダウンタウンの浜田雅功がインフルエンザによる療養でレギュラー番組を欠席したり、人気デュオ・ゆずの北川悠仁が発症してライブを延期するなどの事態となっている。SKE48としてもインフルエンザに感染すると活動できなくなるのだ。握手会や公演を楽しみにするファンやメンバーのことを考えると、“かおたん”も言わずにはいられなかったのだろう。

彼女のお願いに読者からは「メンバーだけじゃなくみんなに迷惑かかるし。もし受験生にうつったら大変」、「俺はその状態では行かない！」と共感するコメントが寄せられており、「運営が発信すべきことを発信する！　さすがかおたん」、「言いにくいことを良く言ってくれた」と彼女の行動に感心する声も少なくない。

インフルエンザなど感染する病気については本人は気合で動けても、周囲への影響を考慮する必要がある。逆に仕事だからとインフルエンザにかかった者を無理に出勤させると、職場で感染が広がり大変な事態となりかねないのだ。松村香織の勇気あるお願いをファンも理解して欲しい。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）