『Xファクター・USA』の審査員をたった1シーズンで辞めると決断した上に、ジェイソン・トラウィック氏との婚約を解消してしまったブリトニー・スピアーズ。2人が破局したその原因が少しずつ見えてきた。
『Xファクター・USA』で出場者らのパフォーマンスを目の当たりにし、「私も早く本業に戻りたい」と歌手としての意気込みを新たにしたブリトニー・スピアーズ。審査員の座を退くと決めたばかりか、続いては2009年から交際していたジェイソン・トラウィック氏との婚約解消を発表した。
2人でよく話し合った末に出した決断だとみられる中、ブリトニーがラスベガスに活動の拠点を移すといった情報がかなり真実味を帯びてきている。カジノ、ホテル、エンターテインメントを広く展開する『シーザーズ・グループ』とビッグな契約交渉の最中にあるといい、セリーヌ・ディオン同様の超人気ロングランショーを期待してよいものか注目が集まっている。
ブリトニーは期待ほど伸びなかった視聴率に『Xファクター・USA』への興味を失っているとも言われ、そうなれば自分のもっと輝く道を模索するのは歌手として当然である。だがなぜ、ここでトラウィック氏とうまく行かなくなって来たのか。彼の中に生じてきたためらいは何か。芸能情報サイト『TMZ.com』は2人にごく近い情報筋の声をこう伝えている。
「ブリトニーは子供が大好きですから、ジェイソンの子を早く欲しいと思っていました。でもジェイソンはいつも“心ここにあらず”という感じで、ファミリーについては現状で満足していたんです。彼にとっては、子供を増やすより仕事の顧客を増やす方が優先だったのでしょう。」
トラウィック氏はハリウッドエージェントとしての誇りを持っており、「ブリトニーのエージェントからいつのまにか夫に昇格し、左うちわで暮らしているラッキーな男」と呼ばれる人生に甘んじるタイプではないようだ。またラスベガスのショービズは縄張り意識の強い世界であるため、ハリウッドエージェントの彼がそこでどの程度頑張れるかは怪しい。
ただし、誰か信頼できる強い人物に精神面で支えてもらうことが必要、愛する男性と安定した家庭生活を送りたい、これがブリトニーである。幼い息子たちに悪影響がないとは決して言えない、そんなラスベガスに移ることを検討しているのであれば、なおさらトラウィック氏にはそばにいて欲しかったはず。長きにわたりブリトニーの後見人を務めてきた父ジェイミー・スピアーズさんも、がっくりと肩を落としていることであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)