人気オーディション番組『Xファクター・USA』の審査員席から、たった1シーズンでブリトニー・スピアーズ(31)が消える可能性が高くなったと報じられて間もない。だが放送局FOXは、その仕事ぶりを意外にも「よくやっている」と高く評価していることが明らかになった。
「(『Xファクター・USA』審査員の)ブリトニー・スピアーズは「Amazing!」を連呼するばかり。彼女の雰囲気にサイモン・コーウェルは満足していなかった。最終回ですら960万人(シーズン1の最終回より18%ダウン)と視聴率は低く、破格のギャラ(12億円)に見合う仕事をブリトニーはしなかった。」
そう報じたのは、人気芸能誌『Us』。まさかのブリトニー解雇説にメディアを賑わせたが、放送局FOX側はこのブリトニーの仕事ぶりをどう評価しているのか。1月8日に開かれた同ネットワークのテレビ批評家協会(Television Critics Association)の総会の場で、FOXの社長を務めるケヴィン・ライリー氏は以下のように発言している。
「みんなブリトニーに魅了されているし、それはこれからも変わらない。彼女はユニークな人生を歩んできた面白い人物だし、そういったバックグラウンドを生かしてくれていると思ったよ。もっと過激な部分を求めていた人もいるかもしれないけれどね。」
このような高い評価を社長がしているのであればブリトニーの解雇は回避できそうなものだが、新シーズンで誰が審査員の座にとどまるかについてはまだ話し合いすら始まっていないそうだ。
「審査員をすることで、以前よりもっと自分のありのままの姿を見せることができるようになった。番組に出ている人たちみんなが素晴らしいの。私を本当に心地よい気分にさせてくれるわ。」
ブリトニー本人はそう語りこの仕事に大きなやりがいを感じていることも明かしていたが、このまま引き続き審査員席に残留する可能性はいかほどであろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)