エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「おいしく食べたいんです!」“食べる順番ダイエット”の講師に渡辺直美がブチ切れ。

「太りにくい食べ順テクニック」で話題の“おネエ系トレーナー”石川英明氏が、テレビ『笑っていいとも!』のコーナー企画で講師を務めた。彼が推奨する“太りにくい食べる順番”を説明していると、不満そうな表情で聞いていた渡辺直美が耐え切れずに「信じられない!」と声を荒らげたのだ。

石川英明氏はフィットネストレーナーとしてこれまでも多くのアスリートを指導してきた経歴を持つ。自ら「おネエ系なの」と公言する彼が、12月3日の『笑っていいとも!』の“ちょっと怪しい課外授業”の講師として登場した。

食べる順番ダイエットのやり方として彼が説明したのが、『焼魚定食』の例だった。1番目に納豆を全部食べてしまい、2番目に味噌汁を飲む。納豆や味噌は発酵食品なのではじめに食べるという。しかも味噌汁は「ワカメなどの具を先に食べて、最後に汁を飲む」と細かい。

3番目に焼魚を食べて最後にご飯を食べるという順番だが、彼は「ひとつを食べてしまってから、次を食べる。混ぜてはダメ」と強調する。給食などでよくいわれる“三角食べ”はダメだというのだ。

他のメニューの場合でも、コツは「胃の中に下から1・食物繊維、2・発酵食品、3・たんぱく質、4・炭水化物」といった層ができるように食べることである。「食べたら混ざるから同じことでしょう」とスギちゃんが質問すると、石川氏はひとつずつを順番に食べれば「ミルフィーユのようになる」と説明した。

「信じられない!」そんなやりとりを聞いていた渡辺直美が突然声を荒らげたのだ。「めんどくさい!」、「ご飯はおいしく食べたいんですよ!」、「あんな食べ方したら、全然おいしくないですよ!」と溜まっていたものを吐き出した彼女は石川氏をにらみつけた。石川氏も負けてはいない。彼は冷静に「だから、そうなったわけ」と最近、100kgの大台にのったという渡辺の体型を指摘したのである。

彼が続けて説明した『ラーメンと餃子』の食べ方には他の共演者も驚いた。「餃子は皮をはずして中身だけを食べる」、「ラーメンはスープを飲まない」というのだ。これには「それだったら、餃子を食べねーよ!」と田中裕二がキレていた。

思ったよりも辛そうな「太りにくい食べ順テクニック」にタモリやレギュラー陣も険しい表情をしていたが、石川氏が「2~3週間に1回だけ“ドカ食い”をする」と話すとホッとしていた。これは、ある程度体重が落ちてくると体質が脂肪を取り込むためのホルモンを出さなくなるので、「時々ドカ食いしてショックを与えると良い」という理由だ。

その際には焼肉やカレーライス、ピザにパンケーキなどダイエットには禁物な食品を食べられると聞いて渡辺直美も目を輝かしていた。しかし石川氏が「体脂肪が25%以上の人は痩せてから“ドカ食い”してください」と補足したので、彼女の喜びも束の間のものとなったのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)