エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】“下積み期間ゼロ”石橋貴明、おぎやはぎの番組に突然乱入! とんねるずの結成秘話を語る。

結成して32年目を迎えた、お笑いコンビ・とんねるず。帝京高校の同級生であった石橋貴明と木梨憲武がどのように出会い、芸能界へと足を踏み入れたのか。結成秘話を石橋本人がラジオ番組で語った。

27日深夜の『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)の生放送中に突然乱入した、とんねるず・石橋貴明。普段はあまり聞くことができない、とんねるずの“馴れ初め”を石橋は明かした。

よく知られているが、スポーツの名門帝京高校出身のとんねるずの2人。石橋は野球部、木梨はサッカー部に所属しており、その頃はあまり親しくなかったという。石橋は在学中からひとりで『TVジョッキー』に出演し、「東京に石橋あり」と出待ちが出るほど人気があった。高校生活も終わりに近づいた頃、視聴者参加型のゲーム番組『ドバドバ大爆弾』(当時の東京12チャンネル)に出演しようとした石橋だったが、2人1組でなければ参加できない。そこで、ディスコで顔を合わせたことのあった木梨に声を掛けオーディションを受けたところ、400組の中から1組だけ合格、出演したのが2人の初共演だった。

その後、就職が決まっていた2人は芸能界に入ることなく社会人として働いていた。だが、『ドバドバ~』のスタッフがオーディション番組『お笑いスター誕生!!』の制作を手がけるということで、再度2人に声が掛かったのだ。素人ながら5週目まで勝ち進み、さらにCMのオファーまで来たので、それを機に芸能界入りを決めたという。

以降、“下積み期間ゼロ”で師匠もいない若きとんねるずは、ひとたびテレビに出ればそのリミッターのないエネルギッシュな芸風で若者たちを中心に人気が爆発した。また数々のハプニングを起こしつつも、それが伝説に。今なお芸能界の第一線を突っ走っており、万人の知るところとなる。

そんな無鉄砲なイメージの石橋だが、2013年の野望を尋ねられると意外な答えが返って来た。石橋いわく、「自分はあまり引き出しがないので、手品師のようにネタがバレないようにやっていく」。実際の石橋貴明はどのような人物なのか、この掴みどころのないキャラクターが人々を魅了するのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)