どうやら来年のブレイク候補の一番手となりそうな、女性お笑いタレントが現れた。松竹芸能所属のキンタロー。(31)である。二夜続けてゴールデンタイムのバラエティ番組で、AKB48の元メンバー・前田敦子のモノマネを披露。モノマネの完成度の高さ、人気絶頂アイドルの真似をするという心臓の強さで話題沸騰中である。
12月27日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』年末特大4時間半SP(フジテレビ系)の名物コーナー、“博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~”で初出場ながら、第18回チャンピオンに選ばれたキンタロー。前日に放送された日本テレビ系『有吉反省会』でMCの有吉弘行から大絶賛された、お得意の前田敦子のモノマネを披露。他にも現AKB48のメンバー・大島優子や光浦靖子(オアシズ)のモノマネも高評価で、芸達者なところを見せていた。所属事務所のプロフィールを見るとデヴィ夫人の真似も得意だということなので、ぜひ見てみたいものだ。
モノマネをしていないキンタロー。も、どこか憎めないキャラクターだ。石橋貴明(とんねるず)は「顔と体のバランスが4対1くらいですよね」と、彼女の“こけし”のような体型を評する。とぼけた感じもあり、男性からも女性からも好かれそうなキャラである。そして『有吉反省会』にはあった彼女のフリートークも、場の空気が読めており笑いが取れていた。番組制作者側からすると、大歓迎されるお笑いタレントであろう。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』の放送終了後、キンタロー。のブログ『キンタロー。の人生はキンキンキラキラや~』には沢山のコメントが届いている。中には前田ファンの厳しい抗議が入っているのも事実である。それを覚悟の上で、前田のモノマネに挑んだキンタロー。の心意気に拍手をおくりたい。彼女のブログにはその抗議を上回る、沢山の「面白かった」、「また見てみたい」とモノマネを称賛する声が入っているのだ。来年はキンタロー。の姿が、テレビで多数見られるのではないか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)