人気歌姫マドンナ（54）が、突然サウンドチェックを一時中断。「このままならショーはキャンセルよ！」とファンに向かって発言するというハプニングがあった。いったい何が起こったのか？

つい先日、チリでのショーに先立ちサウンドチェックを行っていたマドンナは、その様子を伺うファンの中にタバコを吸う人々の姿があることに気づいたという。

「タバコを吸ってる人たちがいるわ！　タバコはだめよ。」

群集に向かってそう叫んだマドンナは、続けてこうも語っている。

「タバコを吸うのならショーはやらないから。みんなが私を気遣ってくれないなら、私もみんなを気遣ったりはしない。分かるかしら？　そういうゲームをしてみる？　冗談で言っているんじゃないわ。タバコを吸うなら歌わないから！」
「もし私を愛しているなら、タバコは止めて！　私の顔を見ながらスパスパ吸っちゃって。私を舐めているかのようにね。」

怒りのおさまらないマドンナはいったんステージから姿を消しているが、間もなく気を取り直しステージに復活。ファンもその後は喫煙を止めたと報じられている。

今年は娘の喫煙が報じられ、かつてはマドンナ自身も喫煙していたというが、今ではショーの最中にファンが喫煙することも我慢できぬ健康志向のようだ。声が命のシンガー、マドンナにとって喫煙が喉や肺に与える悪影響も無視しがたいはず。厳しいことをファンに申し付けたように報じるメディアも複数あるが、「アタシを愛しているなら、タバコは止めて」というマドンナの言い分も本当のファンであれば理解できたはずだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）