エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「そんな母親はいないよっ」。安田成美が明かした“子育て”にタモリも唖然。

女優の安田成美がテレビ『笑っていいとも!』に出演して、3人の子どもを育てた苦労を語った。彼女が明かした乳飲み子をおとなしくさせる方法には、タモリも呆れかえっていた。だが安田は「必死だったんです」と答えており、当時の状況ではそれが精一杯の方法だったようだ。

安田成美が、アニメ映画『風の谷のナウシカ』のイメージガールとなりテーマ曲で歌手デビューしたのは1984年のことだ。その後、ドラマや映画で活躍を続ける彼女は1994年にとんねるずの木梨憲武と結婚。今では3人の子どもの母親である。

11月16日の『笑っていいとも!』でテレフォンショッキングに登場した安田成美は子どもたちも大きくなり現在は長男が高校2年生、次男が中学2年生、そして長女は小学3年生になると話した。司会のタモリから子育ては大変だったのではと問われると、彼女は「一番下の子が乳飲み子の頃が大変だった」と子育てに奮闘した日々を語ったのだ。

長男がまだ小学2年生の時に長女が生まれたので、小学校のお弁当を作りながら乳飲み子をあやさなければならない。彼女は乳飲み子だった長女に、おしゃぶりをくわえさせておとなしくさせていたのだ。「でも時々それをプッと吐き出してしまうので、ぬいぐるみの股をあてて吐き出せないようにとめていた」と明かしたのである。

「そんな母親はいないよ!」とタモリも笑いながら呆れていたが、安田成美は「必死だったんですよ」と話しており当時は至って真面目に考えた行動だったのだ。彼女はそうやってお弁当を作ると上の子ども2人を別々の小学校に車で送るのだが、その際は「下の子はベビーシートにぐるぐる巻きにして結わえていた」と話している。

下の子が寝つかずに彼女も眠れない日々が続いた時は辛かったという。彼女は「子どもを寝かせようとすると、自分の髪の毛がポロポロと抜け落ちた」とその時の状態を明かしたのだ。「ホルモンバランスが悪かったのだろう」と今では冷静に語るが、「何もしないのに髪の毛が抜けるのが怖かった。さすがに泣きました」と当時を振り返る。

「でも、それも一瞬でしたから」と安田成美も、今は笑顔で話せるようになったのだ。彼女がその頃に発見したという子どもを寝かせる方法をタモリに説明したが、これも独特なものだ。手のひらを赤ちゃんの顔に被せるような形で「軽くたたくと、目が開けられないのでそのうちに寝てしまう」というのだが、タモリも「ウソでしょ!」と笑い飛ばしていた。

だが当時の安田成美にしてみれば、真剣に考えた方法なのでママ友にも教えてあげたのだ。するとそのママ友から「あれをしてからトラウマになって寝なくなった」と言われたそうだ。

現代社会では核家族化や隣近所の交流が少なくなったこともあり、育児ノイローゼに悩む母親が増えているという。安田成美の話からは、芸能人といえども母親としての苦労はやはり同じだということが伝わってきた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)