音楽グループ・TRFが監修したエクササイズ用のDVD『TRF イージー・ドゥ・ダンササイズ』は、すでに50万枚を超える売れ行きを見せている。音楽番組『火曜曲！』にそのTRFが出演したが、当のSAMはこれほどまで需要があるとは予想しなかったことを明かした。

1992年に結成されたTRFは、翌年にavexよりメジャーデビューを果たす。avexとして国内アーティストと契約をはじめたばかりの時期だ。TRFはやがて「EZ DO DANCE」、「寒い夜だから…」、「BOY MEETS GIRL」など数々の大ヒットを出すが、それと同じ時期にavexも大きく発展していったのである。

TRFが今年結成20周年となることから、avexと“コアリズム”で知られるダイエットグッズ販売のexabody（エクサボディ）で共同開発したのがDVD『EZ DO DANCERCIZE（イージー・ドゥ・ダンササイズ）』である。TRFのダンスメンバーSAM、ETSU、CHIHARUの3人が考案したエクササイズダンスをTRFのヒット曲にあわせて教えてくれるのが特徴だ。

10月30日に放送された『火曜曲！秋の音楽祭3時間生ライブSP』にTRFも生出演した。MCの中居正広から彼らのエクササイズDVDが50万枚も売れていることについて聞かれると、SAMは「こんなに売れるとは思ってなかったですね」と自身も爆発的な人気に驚いていることを明かした。

SAMによると、実際のTRFの振付けはやはり難しいので「初心者向けに考えた踊りにアレンジしている」とのことだ。この日はSAMの指導のもと、出演者だけでなく幕張メッセの観客も全員総立ちで楽曲「EZ DO DANCE」のサビの部分を踊ったが、すぐに覚えられるのでみんな楽しそうだった。

共演したAKB48の大島優子も、「いいですねこれ！　曲が流れたら踊りますもんね！」と流れる曲にノリノリで感想を話していた。折しも今年度から中学校の体育の授業でダンスが必修となったが、ダンスを身につける子どもたちに対してTRF世代もこのダンササイズでダイエットとあわせてダンスを覚えると良さそうだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）