エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「涙が止まらなかった」。『いいとも』テレフォンショッキング初出演に、大感激のLiLiCo。

芸能界の“今年の顔”と呼ばれている、映画コメンテーターのLiLiCo(41)。生まれ育ったスウェーデンを離れ、歌手を目指して来日してから24年。テレビ番組『笑っていいとも!』テレフォンショッキングに5日、念願の初出演を果たした。本番終了後すぐに更新されたブログから今回、LiLiCoがどんなに嬉しくて感激したのかが伝わってきたのだ。

明るいキャラクターが人気で、映画コメンテーターだけでなく今年はタレントとしてバラエティ番組などにも引っ張りだこのLiLiCo。スウェーデン人の父と日本人の母のハーフである彼女は、母方の祖母を頼り歌手を目指して来日した。だが歌手として売れることはなく、20代前半には仕事仲間からの裏切りから差し押さえに遭い、車でのホームレス生活を余儀なくされる。長い下積み期間を経て2001年、TBS系『王様のブランチ』の映画コメンテーターのレギュラーの座を獲得。あの気さくで笑顔が絶えないLiLiCoからは想像できない、辛く苦しい日本での生活があったのだ。

11月5日のブログ『LiLi.Com』によると、LiLiCoが18歳で来日した当時、日本語の勉強のために毎日見ていたテレビ番組が『笑っていいとも!』だったと綴られている。日本語がよく分からなくても、楽しそうな番組だと思っていたそうだ。

なぜか“テレフォンショッキングに出るみなさんは素人”と思い込み、いつかは自分にもタモリから電話がかかってくるものだと、LiLiCoは信じていたらしい。それから彼女は歌のレッスンに励み、歌手として成功することを夢見て努力を重ねた。しかし待てど暮らせど、『笑っていいとも!』のタモリから電話がくることはなかった。

そして先週の金曜日、やっとタモリから連絡があったのだ。「24年間待った」というLiLiCoは、涙が止まらなかった。“信じられない”、“夢がひとつ叶った”と大感激したことを記している。

ブログの最後には読者に向けて、こう呼びかけている。「努力すれば良いことあるよ! 夢って叶えられるのよ!」と。どんなに厳しい状況であっても決して夢を諦めず、前を向いて頑張ってきたLiLiCoの心に響く言葉である。
(TechinsightJapan編集部 みやび)