SMAPの香取慎吾が、テレビ番組で小学生時代のバレンタインデーに起きた出来事を明かした。チョコと一緒に手紙をもらった彼は、男子によくある照れ隠しで無関心な振りを通したのだ。ところが事態は意外な方向に進み、香取は散々な目に遭ってしまう。それ以来ラブレターをもらう時は、細心の注意を払うようになったのである。
香取慎吾がジャニーズ事務所に入ったのは1987年で、まだ10歳の頃だ。そんな彼だけに、小学生の頃から女子にも人気があった。10月28日に放送された『笑っていいとも!増刊号』の中で、香取は小学生時代にもらったラブレターにまつわるエピソードを明かした。
ある女子からバレンタインデーにチョコレートをもらった香取は、一緒に手紙があることに気がついた。その頃の彼は、照れ屋で恋愛に関しても無関心を装うところがあったという。「あ~っ…なんだこれ~」という風に手紙を手にしていると、集まった男子たちが見せろと言い出した。香取も拒否せずに、無関心の振りに徹したのだ。
すると、ひとりの男子が手紙を取り上げて教壇のところで読み上げ出したのである。その瞬間、手紙を渡した女子が教室から飛び出していった。香取もそれを見ながら心の中で『ヤバイ!』と思ったが、後の祭りだ。まるでドラマのような展開だが、事態はさらにドラマティックになっていくのだ。
やがて、別の女子が3人やってきて「おい!」と香取の胸倉をつかむ勢いで迫ると、そのまま彼をひっぱって教室から連れ出したのである。非常階段の踊り場に連れて行かれると、そこには25人くらいの女子が集まっていた。その中にラブレターを渡した女子が声をあげて泣き続けているではないか。
「あんた、なに考えてんの!」と怖そうな女子から詰め寄られた香取が「いや…勝手に読んだから~」ととぼけると、今度は女子全員から問い詰められ、罵声をあびせられたのだ。
香取はスタジオでその時の状況を「『ウワーッ!!』って文句を言われて、最終的にその女の子に頭を下げて謝ったら解放されました」と振り返った。「あれ以来、もらったら誰にも見られない勢いですぐに隠すようにしてます」と、彼はその出来事でラブレターの扱い方を学んだという。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)