11月10日に開幕したジャニーズの新作ミュージカル“JOHNNYS’ World”を観劇したデヴィ夫人が、ブログで感想を綴っている。これまでもジャニーズの舞台を高く評価している夫人だが、今まで以上に彼らのパフォーマンスに魅了されたようだ。また、一方ではAKB48と比較する言葉もあり、彼女らしい辛口な内容となっている。
ミュージカル“JOHNNYS’ World”は、ジャニー喜多川社長が昨年「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」や「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されたことを記念して作られた作品だ。それだけにジャニーズの集大成ともいえる演出とパフォーマンスが繰り広げられる。
デヴィ夫人が11月16日にブログ『デヴィの独り言 独断と偏見』で、その“JOHNNYS’ World”を観劇したことを綴っている。彼女は「今まで幾度ジャニーズのShowを観てきたことでしょう。毎回一番だと思っておりますが、今回が最高でしょうか」とその内容を絶賛した。
今回、初座長をつとめるHey!Say!JUMPメンバーのコメントも紹介されており、彼らの意気込みが伝わってくる。山田涼介は「舞台で『人間って、不可能なものも可能にする力を持ってるんだよ』ということを感じてもらえたら」という。また、有岡大貴が「『ジャニーズってやっぱりすごい!』 と感じていただけたら、僕らの勝ち」と語り、岡本圭人が「『これぞジャニーズ』な世界観を感じていただけるステージに…」というように、ジャニーズならではの舞台にする為に彼らも燃えているのだ。
夫人は「とにかくびっくりです! 皆さん総勢で三味線をひきます」と驚いており、他にもピアノ、シンセサイザー、バイオリン、ドラム、サキソフォンと様々な楽器が飛び出したことを明かしている。
さらにジャニーズによる舞台の真骨頂ともいえるフライングも素晴らしく、「劇場の空中を自由自在に所せましと飛び回り、シルク・ドゥ・ソレイユ顔負けのアクロバティック」と感激していた。
「音をたてて落ちる滝、流れあふれ出る水、雨に噴水に燃え上がる炎…」その演出はそこが東京・帝国劇場とは思えないほどだ。彼女は「圧巻は、あの美しく輝く何百万、何千万個の電飾とCGです」と感動すると、「度胆を抜くアイデアに拍手喝采です」と賛辞を惜しまない。
ジャニーズの舞台に圧倒されたデヴィ夫人だが、同じく国民的アイドルとして活躍するAKB48については「人工的に作られた人気。ビッグビジネスに他ならない」と評したこともある。今回も「AKB48のことを言いたくありませんが」としながら、「このグループやファン達に見せてあげたい。きっと腰をぬかすでしょう」と言い切った。
両者はアイドルとしての歴史やコンセプトも違うので単純には比較できないが、ミュージカル“JOHNNYS’ World”がデヴィ夫人にAKB48を引き合いに出させたほど素晴らしい舞台であることは間違いないようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)