エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「友達以上になれない恋」。ピース又吉が真剣に悩んでいる。

お笑いタレントの又吉直樹(ピース)はお笑い界随一の読書家として知られ、コントの脚本を手がける他に今は雑誌連載の執筆までこなしている。だが題材が恋愛に関するものになると、経験があまりにも少ないために発想が膨らまないのだという。

11月25日放送の『アシタスイッチ』(TBS系)又吉直樹は、“恋愛の神様”と呼ばれるカリスマ脚本家・北川悦吏子氏と対談した。「彼女ができない」という又吉が抱える長年の悩みについて、北川氏からアドバイスをもらっていた。

もともと内向的な性格で人見知りだという又吉。その性格から、男女問わずコミュニケーションをとることが苦手だそうだ。それに加えて中学時代に好きな女の子からの言葉がきっかけで、女性との交際に積極的になれなくなってしまったと語る。

ある日、その好きな女の子と2人で“奇跡的”に遊ぶことになったという。楽しかった一日はあっという間に過ぎ、別れ際に「好きです」と自分の気持ちを伝え正式に交際を申し込もうと思っていた又吉。だが、その前に彼女から思わぬ言葉を聞かされたのだ。

「今日、私と遊んだこと絶対に誰にも言わんといてな。」

単に“2人だけで遊んだこと”が友人らに知られるのが恥ずかしかったのか、“又吉と遊んだこと”が恥ずかしかったのか。彼は後者が理由だと判断し、「自分と2人だけで会うことは、恥ずかしいことなのだ」と深く傷付いてしまったらしい。それ以来自信を無くした又吉は、女性を好きになっても相手の心に踏み込んでいくのが怖くなったしまったという。

今も女性と出会えるような場所に出入りするのが苦手で、やっと好感が持てる相手に出会ってもなかなか自分を好きになってもらえないと又吉は話す。気になる女性には真摯な態度を心がけ、どんな話も真剣に聞いてあげるそうだ。その結果、相手からは別の男性との恋愛相談をされるなど、又吉とは恋人関係に発展せず友達止まり。そのまま友人関係が続いている既婚女性が、何人もいると明かす。

物書きとしてだけではなく1人の男性として、“彼女が欲しい”、“デートがしたい”と又吉は切に願っているのだ。話を聞いていた北川氏は「女性と出会える機会を増やすため、自分から外に出かけるように」と助言する。「行きつけの店を作ったり、イベントに出かけるということですね」と又吉は自分に言い聞かせていたが、これが彼にとって最もハードルが高そうである。華やかな場所で顔が引きつっている又吉の姿を想像すると、何だか気の毒になるのは記者だけではないだろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)