アンジェリーナ・ジョリーが大好きで、「子だくさん」人生を真似たいと2009年1月に8つ子を出産。14人もの子を女手ひとつで育てている“オクトマム”ことナディア・スールマン（37）が、薬物依存症のためリハビリ施設に入った。幼い子供たちはどうなる…!?

自らの意思で、2001年から体外受精により次々と出産。8つ子を含む14人もの子を育てている米カリフォルニア州在住のナディア・スールマン。福祉のお世話になるか、肌を露出することでしかお金を稼ぐ方法を知らない彼女は金遣いが荒く、子育てや食費よりブランド品の購入に夢中。前の住居はローンを長期に滞納して追い出され、自己破産も申請済み。そんなナディアの無責任で無謀な子育てに、世間の目はかなり厳しい。

現在スールマン一家は、ロサンゼルスから60kmほど北のパームデールに家賃16万円ほどで一軒家を借りて暮らしている。だが壁は早くも落書きだらけ。ドアは壊され、庭は子供たちが勝手にした糞便も転がっているというから、家主や元ナニーも「たまったものではない」と語っていた。

ところが一家の主、ナディアがこのほど処方薬の依存症を訴え、カリフォルニア州オレンジ郡にある「チャップマン・ハウス・リハビリセンター」に入所してしまった。日々のストレスと疲労感を乗り越えるために、故ホイットニー・ヒューストンも服用して話題になった抗不安薬、『ザナックス（Xanax）』が手放せなくなっていたという。

施設滞在は30日間とはいえ、母親が突然いなくなってしまったかわいそうな14人の幼い子供たち。3人のナニーとナディアの2人の友人が交代で自宅に向かい、子守をしてくれているそうだ。ナディアからは日に2回電話が入るというが、ナニーの中には芸能情報サイト『TMZ.com』に「常日頃からナディアはあれをやれ、これをするなと叫ぶように指示していたわ。だからナディアが居ない今の方が、よほど静かで子守もラク」などと愚痴を漏らす者もいる。

情けないことに、彼女の最新の仕事は“Octomom：Home Alone”というタイトルのアダルトビデオへの出演であった。悩ましい表情で自慰を続けるナディア。「ロクな仕事が入ってこないんだもの、仕方ないでしょう？　しかも私は何も悪いことなんてしていない。子供を育てるため、幸せに暮らす家のために仕事をしているだけ。子供が成人したら順に見せてそう説明するつもりよ」とメディアのマイクに語っていた。こんなポジティブな考え方をする人が抗不安薬とは…。ひょっとしてそのストレス、「売れ行きがどうも」という焦りも原因のひとつか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）