カシオ製の人気腕時計シリーズ、「Baby-G」の広告塔をしばらく前から務めている歌姫KE$HA。このほどその新作発表会にすごい顔で現れた。
すっぴんはなかなかの美女である歌姫KE$HA(25)。だが「ウイスキーで歯を磨く」と公言する通り歯が汚く、右の犬歯に金をかぶせた口で豪快に笑うからたまらない。メイクもコスチュームも、そして趣味も“汚い”と叩かれるが、実力派シンガーソングライターの彼女はいくつもの曲を全米トップ10にランクインさせている。
話題にこと欠かないKE$HAだが、彼女は2010年からカシオ(CASIO)製の人気腕時計シリーズ「G-SHOCK」の妹ブランド、「Baby-G」の広告塔を務めている。同ブランドは29日、ビバリーヒルズのホテル「SLS」で新作の発表会を開き、そこにモデルのKE$HAも登場。右腕にはめたピカピカな腕時計をアピールした。
だがこのアクセサリーに爪、そして奇抜すぎるメイクである。腕時計よりつい他の部分に視線が移ってしまう、そんなKE$HAがなぜ「Baby-G」のアンバサダーを務めているのか。それはもちろん、2009年秋に放った大ヒット曲『ティック・トック』のおかげである。ハリウッドの女性には珍しく「腕時計愛好家」であるというKE$HA、ミュージック・ビデオではジャラジャラなブレスレットの間にもしっかりとそれが確認できる。
「私のスケジュールは超タイト、クレイジーなの」と語り、分刻みに行動することを強いられている人気歌手ならではの悩みもあるようだが、「曲を書いている時には絶対に時計が必要。このトラックまでで何秒、次が何秒なんてきちんと測るためよ」と仕事上の重要なツールでもあると語っている。引き出しに「電池切れ」で眠っている腕時計、それをまた活用しようかなとふと思った記者である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)