2009年2月、不当解雇による名誉毀損や賃金未払いを理由にブリトニー・スピアーズとその両親を訴えていた、元マネージャーのサム・ラフティ。ついに法廷闘争がスタートしたが、なぜかその争点は今、ブリトニーの「メルトダウン」にある。
2007年2月にブリトニー・スピアーズは自らの手で髪を丸刈りにし、2008年1月には精神錯乱状態に陥り、救急車で病院に運ばれている。この一連の事件を「クスリ漬けでメルトダウンを繰り返した」と18日に主張したのが、元マネージャー、サム・ラフティ(Sam Lufti)の弁護士。「ブリトニーは当時クリスタル・メスとアンフェタミンに溺れていた。丸刈りも毛髪からドラッグが検出されることを怖れてのこと」などと発言して物議を醸している。
しかし2人の愛する息子の親権を失うわけには行かないため、「クスリ漬け」と言われては絶対にまずいのがブリトニー。彼女を弁護するレオン・グラッドストーン氏は19日の冒頭陳述で、それに対抗するかのように「メルトダウンの原因は2002年の失恋のせい。その後のブリトニーはひどいうつ症状と闘い、これを救ったのは父ジェイミー・スピアーズ氏です」と述べ、これまた話題になっている。
何しろその男性とは、ブリトニーの初恋の相手であったジャスティン・ティンバーレイク(写真)。彼は同じく19日に、ついに女優ジェシカ・ビールとイタリアで挙式した。パーティの真っ最中に、離れた米国LAの法廷で自分の名がそんな形で出たと知ったら、高級シャンパンを噴き出しかねない。全くもって「ヨリによってこのタイミングで何を今さら」な話である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)