2007年2月、精神的に不安定な時期にあったブリトニー・スピアーズが、自らバリカンを握りしめて薄笑いを浮かべながら髪を丸刈りにしてしまった事件はあまりにも有名だが、彼女とついに法廷で争うことになった元マネージャー、サム・ラフティ(Sam Lufti)の弁護士が衝撃的な発言を放った。
2009年2月、ブリトニー・スピアーズとその両親を相手取り、名誉毀損と賃金未払いによる契約不履行について訴えていた元マネージャーのサム・ラフティ。クビになっても執拗に連絡を寄越し、“接近禁止命令”を申請されたことに逆切れしたのだ。
いよいよその件での出廷が命じられているブリトニーだが、「ラフティの顔を見るのもイヤ」と言い、何かをとても恐れている様子だと報じられている。その“接近禁止命令”ではもうひとり、ストーカー化した元恋人アドナン・ガーリブについても申請がなされたが、ファミリーはそのガーリブより、ブリトニーをクスリ漬けにし、敵に回せば暴れかねない危険な人物としてラフティをひどく嫌っていた。
そのラフティの弁護士が今、2007年2月にブリトニーが突然LAのヘアサロンで丸刈りにとオーダーし、拒否されると自らバリカンを握りしめて髪をそり落としてしまった事件に触れ、このような衝撃的な発言をして波紋を広げている。
「あれは精神不安定な状況で衝動的にやったのだろうと言われていますが、ブリトニーは当時クリスタル・メスにとことん溺れていました。毛髪からそれが検出される。裁判所にもしもドラッグテストを命じられて陽性と出たら、彼女は子供たちの親権を失ってしまう。それを怖れて丸刈りにしたのでしょう。」
「2008年1月には救急車で病院の精神科に担ぎこまれるなどした、あの頃のメルトダウン騒動も合成覚醒剤アンフェタミンの使用によるものです。」
ブリトニーの母リン・スピアーズさんは、「ラフティによってブリトニーはクスリ漬けにされた」と頑としてきかなくなっているが、ラフティ側はブリトニーが“元から”クスリ漬けであったと真っ向から反論したい様子だ。これから始まる法廷闘争、名誉棄損、賃金未払いといった本来の民事的な起訴理由からビミョーにズレて来た感じがある。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)