エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「悔し涙に心が痛んだ」。『小学一年生モデルオーディション』の審査員を務めたモデル・中林美和が心境綴る。

10月28日に行われた、雑誌『小学一年生』の表紙モデルオーディションで審査員を務めたモデルの中林美和が、ブログで審査する際の苦悩を明かしている。子どもたちの一生懸命な姿を見ながらも、彼女は審査員として合否を判定しなければならないことに心を痛めたのだ。

1925年に創刊された雑誌『小学一年生』は、今も一年生の愛読書として人気だ。その表紙は芦田愛菜や福原愛など著名人が飾ってきたが、今回初めての試みとしてオーディションを行った。会場の埼玉・越谷レイクタウンにはプロ、アマを問わず2013年に小学一年生になる男の子と女の子が集まった。

中林美和はブログ『The Real』で、当日の夜にその様子を紹介している。このオーディション自体が初めてなので、彼女は初の審査員ということになる。中林は「審査はとても難しく…」とオーディションを受けた子どもたちが一生懸命で素直なことに癒されると同時に、それを審査しなければならないことの辛さを明かす。

彼女はヒップホップ歌手のZeebraと結婚したことで彼の息子2人の母となり、その後長女と次女を出産して4人のママとなった。それだけに明るくパフォーマンスする子どもたちを目にして、我が子を審査する気持ちになったようだ。

「オーディションに受からなかった子どもたちの悔し涙も、心が痛かったけど」と中林は不合格になった子どもの姿を思い出すと、「一生懸命になることは、絶対にこの先に繋がるから」とエールを送っていた。

この日はパパタレントのつるの剛士も審査員を務めており、控え室では中林と子どもの話で盛り上がったそうだ。彼もまた、審査する際には複雑な思いだったに違いない。

審査員の2人が選んだのは、藤波楽生(らい)くんと渡邉このみちゃんだった。このみちゃんは、映画「八日目の蝉」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した子役でもある。楽生くんはCOWCOWの「あたりまえ体操」を披露して会場を楽しませた。やはり光るものがあったのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)