共にディズニー系メディアの出身で、トップアイドルでもあるヴァネッサ・ハジェンズ(23)とセレーナ・ゴメス(20)。そんな2人は映画『Spring Breakers(原題)』で友人役を熱演しているが、実際のところはどうも“仲良く”できなかったようだ。
仲良しの女子大生グループが刺激を求めて冒険に出たはいいが、強盗事件が発生し…となかなかスリリングなストーリーと、今をときめく若手女優達がビキニ姿を披露することで話題の映画『Spring Breakers(原題)』。2013年の公開に先駆けて、9月にはベネチア、トロントでプレミア試写が行われると、ヴァネッサ、セレーナをはじめアシュレイ・ベンソン(22)やジェームズ・フランコ(34)らが出席し、みな仲睦まじい姿を見せていた。だが、ここにきて映画のプロモーションに関してヴァネッサがセレーナに激怒しているという報道が、米誌『Star』にて伝えられている。
その理由は米誌『Vanity Fair』の2013年ハリウッドバージョンに、自分ではなくセレーナが選ばれたからというもの。『Vanity Fair』のハリウッドバージョンは年1回の記念版であり、毎年その近年に公開される映画の主役級の俳優たちがカバーを飾る。ちなみに今年の2012年バージョンには、『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラや『ハンガー・ゲーム』のジェニファー・ローレンスなどが選ばれている。
ヴァネッサは共演作で自分の方が大きな役を演じているのにもかかわらず、セレーナが選ばれたことに対してかなりのご立腹。さらにセレーナが選ばれた理由として、トップアイドルのジャスティン・ビーバー(18)と付き合っていることが彼女の格を上げたと思っているようだ。
自らもトップアイドルのザック・エフロン(24)と付き合っていただけに、「もし私が今でもザックと付き合っていたら、『Vanity Fair』に選ばれたのに!」とまで口にしているという。それほどまでに雑誌のカバーを飾りたかったヴァネッサの怒りは、いまだに静まらない様子だ。
とはいえセレーナも来年に同作を含め3本の映画に出演する予定で、今もっとも輝いている若手女優のひとりである。もちろんジャスティンとのデート報道で何かと話題になっているのも事実だが、たとえヴァネッサがザックと今でも付き合っていたとしても、セレーナの勢いにはかなわないだろう。やはりハリウッドの世界は厳しい。
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)