人気歌手Usher（33）が、元妻タメカさんの暮らすジョージア州の豪邸を売りに出すことに決めたという。これを受け、タメカさんは「60日以内に家から退去するように」との命令を下されてしまったようだ。

歌手Usherが元妻タメカさんと結婚したのは2007年のこと。その後2人にはアッシャー・レイモンド5世君（4）、続いて弟ネイヴィード・エリー・レイモンド君（3）が誕生しているが、2009年秋には離婚が成立し「他人」という関係に戻っている。今年は息子たちの親権を巡る争いがメディアに大きく報じられるも、結局はUsherが勝利。息子たちの親権を得たUsherはタメカさんとスッパリ縁を切りたくなったのか、離婚後もタメカさんが暮らしているジョージア州の邸宅を売り払ってしまうことにしたという。

ちなみにUsher所有の邸宅にタメカさんが離婚後にまで暮らせたのは、Usherの厚意に他ならなかったようだ。子供たちの暮らしの拠点がそこにあったこともあり立ち退きを要求したことはなかったが、子供たちは今やUsherの元。また離婚の時点で「邸宅を売却する権利はUsherが有する」と決めてあったというから、このままタメカさんの居住を許すまでもないとUsherも決意したようだ。ちなみにこの豪邸はUsherが購入した当時3ミリオン・ドル、日本円にしてなんと2億4千万円近い価格だったという。

離婚後もUsherを経済的に頼ってきたというタメカさん。息子たちの親権を失い多額の養育費はアテにできなくなってしまった。さらに、生活苦が噂される中60日以内に荷物をまとめて豪邸から出て行かねばならない。7月にはUsherと結婚する前に別の男性ともうけた子のうち1人を事故で亡くしたばかり。感情の起伏が激しく問題も多いというタメカさんだが、今年は間違いなく彼女にとって最悪な年になってしまったようだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）