アーノルド・シュワルツェネッガー（65）が、離婚に向けて話を進めているとされる妻マリア・シュライヴァー（56）に対する未練をTV番組で吐露した。

元家政婦と浮気し、子供まで産ませていたことが判明したアーノルド・シュワルツェネッガー。最近では過去のアレコレを赤裸々に記したという自叙伝『Total Recall: My Unbelievably True Life Story』のプロモーションに飛び回っているが、このたび出演したFOXニュースの『Hannity』でも興味深い発言をしている。いくつか抜粋の形でお伝えしたい。

■シュワにとって妻マリア・シュライヴァーとは
「（浮気騒動で）責めることができるのは、僕自身だけ。だってマリアは素晴らしい妻だったんだから。彼女は良き友、良きアドバイザー、そして素晴らしい母親なんだ。」

■シュワにとって子供たちの存在とは
「僕の子供たちも素晴らしかった。僕が何よりも大事にしていた存在だよ。なのにこの僕は愚かなことをしてしまい、子供たちとの関係も駄目にしてしまったんだ。」

■失われた信用について
「僕にとっては、妻と子供たちにもう一度信用してもらえるようになることが大事なんだ。」

■マリアとやり直す可能性について
「いつかはやり直せると考えている。心の傷を癒して互いを信用できるようになるには時間がかかる。でも僕はあらゆる努力をするつもり。」

■家族を思いやるマリアの努力について
「マリアは子供たちを呼び集めては、卒業式や誕生日、バレンタインデーやイースター、クリスマスといった日を一緒に過ごさせてくれる。マリアは素晴らしいよ。子供たちもそう。それについては感謝しているよ。」

■傷つけてしまった人々への想い
「大勢の人たちを傷つけてしまった。妻をひどく傷つけたよ。あんな目にあう理由などない妻なのに。子供たちや親戚も傷つけてしまった。恥ずかしいね。でも過去に戻ることはもうできないんだ。」

■自叙伝『Total Recall: My Unbelievably True Life Story』について
「マリアとは本の話をしたよ。でも詳しいことは話していないんだ。本の内容を知ればメディアの質問に答えなきゃならなくなる。そんな状況になってほしくないからね。」

すでに本はマリアに渡してあるというシュワ。今もなお離婚に迷いがあるとも報じられているマリアだけに、本の内容と今後のシュワの対応次第で関係修復もあり得るのかもしれない。だが全米での世論は依然として厳しく、「シュワなど捨ててしまえ」という容赦ない意見がかなり多いようだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）