エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「えっちゃんがルフィで、あっこがナミ」。チャットモンチーをONE PIECEに例えると、“チョッパー候補”はあの人。

ガールズツーピースバンド・チャットモンチーがテレビ番組『僕らの音楽』で女子レスリングの浜口京子と共演した。ギターの橋本絵莉子が最近の自分たちを「ONE PIECE(ワンピース)みたいだ」と表現したところ浜口京子も興味津々でその真意を尋ねた。やはり「ONE PIECE」のファンだという浜口は、橋本の解釈に共感して仲間にして欲しいと言い出したのだ。

チャットモンチーは昨年ドラムス担当だった高橋久美子が脱退したことからボーカル、ギターの橋本絵莉子(えっちゃん)とベース、コーラスの福岡晃子(あっこ)の2人でツーピースバンドとして活動を続けている。2人で活動を続けることを決めた際に福岡晃子が自ら提案してドラムを練習してドラムス担当を兼ねており、現在はギターとドラムという楽器編成で演奏するスタイルを取っているのだ。

10月5日に放送された『僕らの音楽』ではチャットモンチーの2人と浜口京子が対談し、漫画やアニメで人気のある「ONE PIECE(ワンピース)」の話で盛り上がるという意外な展開となった。

橋本絵莉子が最近ハマっているのが漫画の「ONE PIECE」で「今は20巻まで読んだところです」と言い出したのがきっかけだった。浜口京子も「私もハマっちゃって全巻自分で買いました。ルフィのファンです」と話題にのってきたのだ。

橋本が「ルフィはいいよね~」と共感すると、「わたしはゾロが好き」と福岡晃子も割り込んで3人で「ONE PIECE」談義となった。すると橋本は20巻まで読んだ段階だと前置きした上で「ルフィは海賊王になると言っているが、実際にはその為にまだ何もしていないようだ。ナミが賞金を稼ぐ為に仲間に入ったおかげでなんとか物語が進んでいる気がする」と持論を展開した。

福岡によると橋本は常々「えっちゃん(橋本)がルフィで、私(福岡)がナミだ」とチャットモンチーを「ONE PIECE」に例えるらしい。橋本はそれを認めるとチャットモンチーが昨年2人だけになった時に「『続けたい』と言うだけの私に対して、あっこ(福岡)は『ツーピースでやってみよう』『自分がドラムをやる』と提案してくれた」と今に至ったいきさつを明かしたのだ。

『ロックスターになりたい!』と燃える橋本絵莉子が“ルフィ”で、その為に具体的な指針を示す福岡晃子が“ナミ”というわけである。この日は「きらきらひかれ」と「染まるよ」の2曲を披露したが、ツーピースになったチャットモンチーの演奏は“あうんの呼吸”ともいえる息のあった2人のサウンドがズンズン迫ってくる、シンプルだが力強いものだった。

そんなチャットモンチーの演奏に「パワフルですね!」と感動した浜口京子は、「えっちゃんがルフィであっこさんがナミで、私はチャットモンチーのチョッパーでどうでしょう」と提案したのだ。「何かがあれば大きく変身して助けに行きますよ」という浜口の頼もしさにチャットモンチーの2人も大喜びでハイタッチしていた。『ロックスターになりたい』という夢に向かって進むチャットモンチーの旅はまだまだ面白くなりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)