このほどラスベガスで開催された音楽祭で、人気バンド「グリーン・デイ」のフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが大暴れしたことをお伝えした。残念ながら、やはりその陰には「薬物依存」が潜んでいたようだ。
21日にラスベガスで開催された、『iHeartRadio Music Festival』のステージに立った人気バンド「グリーン・デイ」。しかし演奏中に「持ち時間あと1分」というアラート表示を見たフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロング(写真中央=40)は演奏を突然ストップし、「あと1分あげますだとぉ!? ふざけんな、オレたちをジャスティン・ビーバーみたいなヘタレと一緒にすんなよ!」などと言葉汚く怒鳴りまくった。
続いてギターを叩き割り、床に破片を散らかしたままステージを去ってしまったヒステリックなビリー・ジョーに、バンドメンバーは手も付けられない。恐らく出演の契約を交わす段階で持ち時間の話はあったはずだが、協調性もなく感情の爆発を抑えられなかった彼は、誰もが「もしや」と感じた通り、やはり薬物の影響下であったようだ。
バンドはその後、「あのような事が起きたことを、観客および関係者の皆様に深くお詫びいたします」と謝罪声明を発表。演奏の中断はバンド側の判断によるものであり、フェスティバル企画者が意図的に遮ったということではなかったと添えた。
そして今後のバンド活動、ならびにビリー・ジョーの状態についてだが、「ビリー・ジョーには専門医によるリハビリ治療が必要であり、残念ながら今後のスケジュールの一部を延期させて頂くことにしました」とのこと。新アルバム『UNO』が25日にリリースされるだけに、プロモーションの断念はバンドにとっても非常に痛い。
結婚18年の妻エイドリアンさんとの間に、17歳、13歳の2人の息子がいるビリー・ジョー。今月2日にはイタリア・ボローニャで突然体調不良を起こし、コンサート開演のたった数時間前にキャンセルを発表していた。ファンや家族、そしてバンド仲間のためにもここでしっかりと薬物依存を断ち切るよう頑張って頂きたいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)